2019.07.12

知ってますか?クリームにはいろいろあります


 

1、クリームいろいろ

一般的に皆さんが「クリーム」と言っているものにはいくつか種類があるのをご存じですか?

市販されているクリームは用途によって脂肪率もいろいろと異なっています。また、クリームは添加物が認められていませんが、乳脂肪の一部を植物油脂で置換したり、その他の原料を添加したりしたものが多くなっています。

それらは本来「クリーム」ではなく、「乳を主要原料とする食品」として扱われるのです。ただ、現在は一般的には「クリーム」と同様に受け取られる事が多くなっています。

 

2、本来のクリーム

では本来の「クリーム」とはどのようなものでしょうか?

店頭で販売されている、生クリーム商品のパッケージをよくみると「種類別」の欄に「クリーム」または「乳又は乳製品を主要原料とする食品」と表示されていますが、これは脂肪の種類や添加物の有無によって乳等省令で分類されているもので、正式には添加物を一切加えず乳脂肪(18%以上)だけものが「クリーム」(俗称生クリーム)と呼ばれ、何らかの添加物が入っているものは「乳又は乳製品を主要原料とする食品」に該当します。

 

 3、クリームの用途

3-1、クリーム:

添加物を使用せず、乳脂肪18%以上と規定されているクリームのため、安定性が低く、分離しやすいクリームです。洋菓子やデザート類に使用されます。

 

3-2、乳脂肪クリーム:

安定性が高いため、家庭でケーキを作る際には使われやすい。

 

3-3、コンパウンドクリーム:

ロングライフも増えている。乳脂肪クリームの良さと植物性クリームの良さが組み合わさったものなので、初心者でも利用しやすいクリームです。

 

3-4、植物性脂肪クリーム:

ロングライフな商品も多く、コーヒーフレッシュなどに使用される事が多い。乳脂肪クリームのコクがくどいと思う方や、安定性があるのでクリームがだれにくく、価格も安いためお菓子などを大量に作る場合はこちらを利用しても良いと思います。

 

以上、クリームについて纏めてみました!

 

 

この記事を書いたライター

お菓子と、わたし 編集部

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