2023.08.05
お菓子パッケージの世界~第9回 お盆休みの手土産にオススメのお菓子
まもなくお盆休みですね。
今年は久しぶりに実家に帰省する方も多いのではないでしょうか?
今回は、そんなお盆休みの手土産にオススメのお菓子です。
目次
1. 山柿庵やま柿8個入(國和産業)
最近わたし、干し柿にはまってます。
昔は祖母がよく作ってくれたこともあり、素朴なお菓子のイメージでしたが、最近イメージが変わり、栄養満点のドライフルーツとして、ヘルシーデザート感覚でよくいただいています。
そんな中、今回選んだのは、山柿庵やま柿8個入(國和産業)653円(税込)。
ご覧のように、個包装された中身は、
昔ながらの干し柿一つ一つを開いて種とヘタを取り、重ねて巻いてスライスして、一口サイズのドライフルーツに仕上げたもの。
干し柿は、バターやチーズともよく合います。お茶菓子としてだけでなく、ワインなどお酒のお供にもぴったり。
また、冷凍庫で冷やしていただくと一層美味しいです。
手間暇かけて作られたお菓子ですが、とても良心的な価格なのも、メーカーさんの心意気が感じられて好感が持てますし、パッケージ目線でいうと、柿模様の包み紙とシール、和紙のラベルもおしゃれで、かなり好みです。
小麦粉やお砂糖たっぷりのお菓子を控えたい時に、一口サイズの「山柿庵やま柿」、ヘルシーおやつとして最適です。
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商品名 :山柿庵やま柿8個入
税込価格 :653円
メーカー名:國和産業
販売場所 :高速道路のSA・PA、道の駅、量販店の物産展 他
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2. 濃厚生チーズケーキ1592(古今堂)
次は、酪農王国、熊本県南阿蘇村にある株式会社古今堂の、「濃厚生チーズケーキ1592」です。
商品名は、 阿蘇山標高1592メートルと 熊本県の旧国名「肥後国」1592(ひごくに)からつけられたそう。
徹底的に地元の食材にこだわり、チーズから自社製造。原料乳は同じ阿蘇地域の世界的な食品コンクールにて 日本初「3つ星」を受賞した「(有)阿部牧場のASOMILK」です。そして地元阿蘇の名水が育む希少な熊本県産の小麦粉も使用されています。
初めて口にした時、限りなく生のチーズケーキに近い、しっとり感と滑らかな口触りに驚きました。
3度楽しめる美味しさと箱の裏書きに書いてある通り、「常温で」「冷蔵で」「冷凍で」食すると、一箱6個入りなのであっという間に完食。
冷凍でストックしておけるので、複数箱購入されることをお勧めします。
そして、パッケージですが、このグレーとイエローのコントラストが目を惹きます。阿蘇の火山溶岩をイメージした 「グレー」とチーズをイメージさせる「イエロー」 の2色。
箱の中に入っているハガキ大のしおりには、 阿蘇地域の様々な景色が印刷されランダムに同梱されているそうで、この箱のしおりには、阿蘇・草千里ヶ浜の満点の星空の写真が。旅心掻き立てられる美しいしおりでした。
とにかく、常温の箱入り菓子のイメージが覆る、レベルの高い美味しさに驚いた、「濃厚生チーズケーキ1592」気になる方はチェックなさってくださいね。
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商品名 :濃厚生チーズケーキ1592
税込価格 :1,296円
メーカー名:古今堂
販売場所 :熊本県内観光地(空港・駅・SAなど)、その他百貨店、全国量販店など
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地方の優秀な名物菓子、今回は、岡山と熊本でした。また折を見て地方のお菓子ご紹介しますね。
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堤信子さんプロフィール
福岡県生まれ。県立修猷館高校から青山学院大学経済学部を卒業後、FBSにアナウンサーとして入社、その後フリーに。日本テレビ「あさ天ファイブ」「ズームインスーパー」、TBS「はなまるマーケット」のレギュラーを長年つとめ、現在、フリーアナウンサー、大学講師、コラムニストとして活躍中。また、文具やお菓子箱のコレクターとして、NHK Eテレ「デザインプラス」、NHKワールド「カワイイインターナショナル」、TBS「マツコの知らない世界」「サタデープラス」などにご出演。
▶連載コラム
講談社ファッションウェブマガ「mi-mollet」 文具と雑貨連載ブログ「今日の愛おしいもの~文具と雑貨~」、ライフスタイル連載「お菓子箱ラバー堤信子の愛おしいおやつ、時々珈琲」▶エッセイ
インスタグラム「イービーエムさやん」 ミニエッセイ連載「あなたのここちよさを作る習慣」▶書籍
・「TOKYO文具雑貨散歩~旅鞄いっぱいの東京」辰巳出版(新刊)
・「堤信子のつつみ紙コレクション」玄光社
・「旅鞄いっぱいの京都ふたたび」実業之日本社
・「旅鞄いっぱいのパリふたたび」実業之日本社
・「旅鞄いっぱいの京都・奈良」エイ出版社
・「旅鞄いっぱいのパリ・ミラノ」本の泉社
・「100人中99人に好かれるありがとう上手の習慣」ディスカヴァー21社
・「ありがとうの届け方」主婦と生活社
・「堤信子の暮らしがはずむちょっといい話」実業之日本社
▶「お菓子パッケージの世界」連載に向けて、読者の皆様へメッセージ
癒されるお菓子、幸せを運んでくれるお菓子を、みなさんとともに五感で楽しみ、その小さな喜びを文字にしていけたらと思っています。 よろしくお願いいたします。堤 信子
フリーアナウンサーでお菓子箱コレクターの堤信子さんが、癒されるお菓子、幸せを運んでくれるお菓子を、五感で楽しむ連載企画「堤信子さんと巡るお菓子パッケージの世界」。好きなお菓子は「多すぎて書ききれません!」