コンビニでも選べる、やさしさたっぷりの無添加おやつたち 〜ファミリーマートで見つけた7選～お菓子パッケージの世界 第32回～

今回も、前回に引き続き、無添加おやつのご紹介、第２弾は、コンビニエンスストア「ファミリーマート」で手に入る、ヘルシーおやつです。

コンビニエンスストアというと、どうしても「手軽さ＝食品添加物が多め」というイメージを抱きがちです。ですが、最近のコンビニは、少しずつその常識を変えつつあります。たとえば、私の行きつけのファミリーマート。素材本来の味わいを大切にした無添加おやつたちに出会うことが最近多くなりました。

今回は、そんなファミマで見つけた“やさしいおやつ”を7つ、ご紹介します。

1．「みつあま焼き芋」 〜スプーンですくう幸せ〜（338円税込）

まずご紹介したいのは、「みつあま焼き芋」。ファミマの冷蔵コーナーの中でも女性に大人気のアイテムで、私もすっかりリピーターです。袋を開けると中には、真空パック入りの焼き芋と小さなスプーンが。

使われているのは「べにはるか」。ねっとり濃厚で、まるで蜜がしたたるような甘さの焼き芋です。もちろん無添加で、原材料は「さつまいも」だけという潔さ。砂糖も使っていないのに、その甘さは、まるでデザートそのものです。

皮も柔らかくてそのままいただけます。電子レンジで軽く温めてもいいのですが、これからの季節は、冷やすともっとおいしい！砂糖不使用で甘さをしっかり味わえる大満足のデザートです。

2．「贅沢フィナンシェ」 〜焦がしバターの香りにうっとり〜（180円税込）

次は「ファミマルSweets PREMIUM」シリーズの中から「贅沢フィナンシェ」。封を開けた瞬間、ふわりと広がる焦がしバターの芳ばしい香りに、うっとりです。

洋菓子専門店に負けない口当たりの良さの秘密は、たっぷり使われた焦がしバターでしょうか。焼き菓子にありがちな香料や保存料は使われておらず、素材本来の風味を生かした仕上がりに、コンビニやるな！と驚きました。１つ179kcal、甘さも上品で、コーヒーや紅茶と合わせると、ちょっと贅沢なティータイムの出来上がりです。

3．「こだわりのバタークッキー」 〜不二家製の上質バターの味わい〜（258円税込）

同じく「ファミマルSweets PREMIUM」シリーズからもう一品。「こだわりのバタークッキー」です。こちらは、あの不二家が製造を手がけています。

使われているのは、フランス産発酵バター。発酵バターならではのほのかな酸味とコクが、サクサクのクッキー生地にしっかりと溶け込んでいます。バターの使用量は27％と、しっかり贅沢。原材料は、小麦粉、バター、砂糖、アーモンドパウダー、卵黄、食塩、以上です。５個入りで２７０kcal、素朴なのに高級感が漂う、まさに“大人のおやつ”です。

4．「瀬戸内レモンピール」 〜甘酸っぱい爽やかさそのままに〜（180円税込）

さて、ここからはさらにヘルシー志向のラインナップですよ。

まずは「瀬戸内レモンピール」です。素材の美味しさをそのまま活かし、シンプルに仕上げられたドライフルーツ。もちろん添加物は使われておらず、原材料は、瀬戸内産のレモン果皮と砂糖、レモン果汁、以上です。

一袋２０グラム入りで、７３kcal、一袋完食しても罪悪感ゼロで、満足度は100%。瀬戸内レモンそのものの香りと酸味、ほんのりとした甘みが爽やかで、私は炭酸水とこのレモンピールを組み合わせて、おやつタイムにすることも多いです。

栄養的にみて、レモンのビタミンCと食物繊維も嬉しいポイントです。

5．「アーモンド小魚」 〜カルシウムもマグネシウムも〜（170円税込）

甘いものが続きました。しょっぱいものも欲しいですよね。ということで次は「アーモンド小魚」。これは随分前から我が家の定番おやつです。

瀬戸内海産の小魚を使用し、アーモンドと一緒にパックされています。カルシウムやマグネシウム、たんぱく質がたっぷりで、栄養満点。もちろん保存料や着色料は無添加で、一袋２４gあたり１０４kcal。

噛めば噛むほど、小魚の旨味とアーモンドの香ばしさが口いっぱいに広がります。小腹が空いた時に一袋イッキしても罪悪感ない、理想的なおやつです。しかも、糖質も控えめ。我が夫は会社の引き出しにも常備しているそうです。

6．「熟成干し芋」 〜茨城県産紅はるか使用〜（280円税込）

サツマイモ好きなもので、もう一品！常温のおやつ「紅はるかの熟成干し芋」もおすすめです。茨城県産の紅はるかを使用し、じっくり熟成・乾燥させることで甘みを引き出しています。食物繊維もたっぷりで、40gで124kcalと、ヘルシーさも嬉しいポイント。

砂糖や添加物は一切使われておらず、さつまいもの自然の甘さだけで仕上げられた一品です。モチっとした食感は、噛むたびにじんわりと甘さが広がり、心まで満たされていきますよ。

7．大阪マエダ 卵卵ぼーろ 〜やさしい甘さ、昔ながらの味わい〜（213円税込）

最後にご紹介するのは「大阪マエダの卵卵ぼーろ」。

子供の頃によく口にしていた卵ボーロが、コンビニで買えるとは思わなかったのでびっくりするやら嬉しいやら。この昭和っぽいパッケージが、なんとも懐かしい感じ、カラフルなお菓子の棚の中でかえって目をひきます。

原材料はとてもシンプルで、北海道産馬鈴薯でん粉や卵黄が使われています。膨張剤・香料など添加物不使用。ご存知の方も多いと思いますが、あのサクッ、ふわっと口の中で溶けていく感じ、時代が変わってもそのままの国民的おやつの一つですよね。

先日たまたま居合わせた小さなお子さんが「ママーこれー」と卵卵ボーロを手にとってお母さんに渡していたのが印象的で、あー昔も今も、愛されるオヤツは普遍なのだなあーとほんわかしました。

ほっと一息つきたい時のお供にぴったり。一袋１１５gでたっぷり入っているので、チャック付きの袋で保存しやすいのも便利です。

以上、ファミリーマートで見つけた無添加おやつ７選ご紹介しました。

忙しい日々の中で、つい手が伸びてしまうコンビニのおやつ。でも、添加物の多さに少しだけ罪悪感を感じてしまう…そんな時代は変わりつつあるのでしょうか。今回ご紹介したように、コンビニでも素材本来の美味しさを大切にした、無添加のおやつがどんどん増えているように感じています。

日々の暮らしにそっと寄り添ってくれる、やさしい味わいのおやつたち。手軽さの中にある安心感。そんな“選べる幸せ”がもっと広がっていくといいな…と思いながら、これからも、コンビニでおやつ探しを楽しもうと思っています。

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