2019.06.10

バレンタインデーだけじゃない、お菓子に関する記念日


1.毎日が記念日?たくさんある「○○の日」

お菓子が好きなみなさん、こんにちは。 皆さんは「記念日」と聞くと、何が思い浮かびますか?

誕生日や結婚記念日など、個人的な日を思い浮かべる方もいれば、成人の日や文化の日など、祝日を思い浮かべる方もいますよね。最近はSNSやGoogleトップ画面のロゴで「○○の日」を目にすることも多くなりました。

すでに制定されている記念日、 新しく制定をした記念日についての認定と登録を行っている『一般社団法人 日本記念日協会』のホームページを見ると、毎日何かしら「○○の日」と制定されています。

記念日の登録が一番多いと言われているのは10月10日ですが、19年6月時点で50個(!)の記念日が登録されています。

2.みんなが知っている、お菓子記念日  

たくさんの記念日がある中、「お菓子の記念日」と聞いて思い浮かぶのは何でしょうか。

多くの方が「バレンタインデー」と言うかもしれません。そのくらい「2月14日はバレンタインデー」と定着しており、同時に「チョコレート」を思い浮かべる方が多いと思います。

まずは、「バレンタインデー」とそのお返しの日とされている「ホワイトデー」の由来をご紹介します。

2-1.バレンタインデー

バレンタインデーの「バレンタイン」は3世紀にローマで殉教したキリスト教徒の英語名で、イタリア語では「ヴァレンティーノ」と言います。

3世紀当時のローマ皇帝「クラウディウス2世」は兵士たちの繊維に支障をきたすとして若者の結婚を禁じていました。 バレンタインは若者たちを哀れに思い、密かに結婚させていたが、皇帝がそれを知ってバレンタインにローマ国教への改宗を迫りました。しかしバレンタインが承諾しなかった為、彼は投獄され処刑されました。

バレンタインが処刑された日が2月14日。 殉教したバレンタインは、のちに勢力を増したキリスト教により聖人として認定されました。 同じくローマでは、毎年2月14日に未婚の女性たちの名前が書かれた紙を集め、翌日に未婚の男性がその紙を引き、紙に書かれた名前の女性と付き合う伝統的な祭りがありました。

しかし、この祭りは風紀が乱れるとしてキリスト教の聖人を奉る行事になり、約200年前に殉教した聖人バレンタインを行事の守護聖人としました。その後、キリスト教ではカードや花束等を互いに送り合う行事になりました。

日本では、1936年に神戸モロゾフ洋菓子店が英字雑誌に「バレンタインチョコ」の広告を出したのが由来の最有力説です。1958年には新宿の伊勢丹で「バレンタイン・セール」と称したキャンペーンが行われました。

その後チョコレートの消費量増加に伴い、1970年頃よりバレンタインデーにチョコレートを贈る習慣は広まっていきました。

出典:語源由来辞典

2-2.ホワイトデー

ホワイトデーは、バレンタイン司教の殉教からひと月後、その男女はあらためて2人の永遠の愛を誓い合ったという話に由来します。ヨーロッパをはじめ、世界中の多くの人々に語り継がれ、「ポピーデー」「フラワーデー」「クッキーデー」「マシュマロデー」と呼ばれていました。

日本では、全国飴菓子工業協同組合の1978年名古屋総会において、全飴協ホワイトデー委員会を組織する決議採択が行われ、「ホワイトデー」と定めて1980年3月14日から始まりました。

全国飴菓子工業協同組合は、キャンディーの販売促進が目的であったため、「キャンデーの日」にするという意見もあったが、将来的見地から見送り、関東部会で「ホワイトは純潔のシンボル。ティーンのさわやかな愛にぴったり」と「ホワイトデー」に決定されたもので、日本固有の呼び名です。

出典:語源由来辞典

3.登録されている、お菓子記念日  

その他、記念日登録されているお菓子記念日をご紹介します。

出典:一般社団法人日本記念日協会

3-1.2月28日「ビスケットの日」

1855年(幕末の安政2年)の今日の日付の書簡に、ビスケットの製法が書かれていたことを記念して、全国ビスケット協会が1981年(昭和56年)に制定しました。

この書簡は、軍用パンの製法をオランダ人から学ぶために長崎にいた水戸藩の蘭医が、同じ水戸藩の者に宛てたものです。

3-2.6月1日「チューインガムの日」

平安時代より、元日と6月1日は「歯固めの日」として、かたい餅などを食べて健康増進を図る風習があったことから日本チューインガム協会が制定。チューインガムを通じて、かむことの大切さを考えてもらうのが目的です。

3-3.6月10日「ミルクキャラメルの日」

1913年(大正2年)6月10日にミルクキャラメルが初めて発売されたことから、製造発売元の森永製菓株式会社が2000年に制定。それ以前は1899年創業以来「キャラメル」とだけ記載して発売していました。

3-4.6月16日「和菓子の日」

848年(嘉祥元年)の今日、時の仁明天皇が16個の菓子や餅を神前に供えて、疾病よけと健康招福を祈ったとされてます。こうした故事から1979年(昭和54年)に全国和菓子協会が制定。和菓子は日本の文化だとPRに努めています。

3-5.6月21日「スナックの日」

かつて夏至のお祝いに「歯固め」と称して正月の餅を固くして食べる習慣があったことから、全日本菓子協会が制定。 歯固めの「歯」はもともと「齢(よわい)」のことで、齢を固めて長寿を願うという意味があった。スナック菓子メーカーがスナック菓子のPRのために、夏至に因んだこの日を提唱したのが始まりです。

3-6.7月22日「ナッツの日」

「ナ(7)ッ(2)ツ(2)」の語呂にちなみ、1996年12月16日に日本ナッツ協会が制定。

3-7.9月29日「洋菓子の日」

三重県伊勢市に事務局を置き、業界の発展と交流、業界の若手技術者の育成などを目的に活動する三重県洋菓子協会が2002年(平成14年)に制定。 フランスではサン・ミシェル(大天使ミカエル)が菓子職人の守護聖人となっており、その祝日が9月29日であることからです。

出典:雑学ネタ帳

3-8.10月8日「ようかんの日」

2012年に和歌山県の紅葉屋本舗が制定。食欲の秋の10月と、縁起の良い言葉の「八福」にちなんで10月8日に設定したとのことですが、10と8で「"いと(10)" おいしい "よう(8)" かん」という語呂合わせも兼ねているそうです。

出典:なるほど統計学園

3-9.11月7日「あられ・おせんべいの日」

米菓の需要拡大事業として、全国米菓工業組合が11月の「立冬の日」を「あられ、おせんべいの日」と制定。

出典:全国米菓工業組合

3-10.11月11日「ポッキー&プリッツの日」

大阪府大阪市に本社置く江崎グリコ株式会社が自社の人気商品ポッキーとプリッツのPRにと制定。その形が数字の1と似ていることから平成11年11月11日を第1回の記念日として行い、以降、毎年話題を集めるPRを行っています。 また、日付には秋の行楽シーズンに大いにポッキーとプリッツを楽しく食べてもらおうとの願いも込められているとのことです。

3-11.毎月15日「お菓子の日」

お菓子の神様(菓祖神)を祀る和歌山県の橘本神社と兵庫県の中嶋神社の例大祭が、制定当時4月15日に行われていたことから、全国菓子工業組合連合会が1981年に制定。

 

お菓子にまつわる記念日、たくさんありますね。いくつかご存知でしたか?

実はまだまだたくさんあるので、機会があったらまたご紹介しますね。

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