2025.03.03
お菓子を楽しむ毎日~2月編~

こんにちは、フードジャーナリストこと、お菓子缶研究家の中田ぷうです。
ついこの間、大晦日だった気がするのですが、もう3月……。2月は長期に渡って強烈な寒波に見舞われ、暑がりの私ですらさすがに厳しい寒さを感じる日々……。それだけに自宅で温かいお茶と楽しむおやつの時間は至福でした。2月に楽しんだおやつをご紹介します!
1.がっつりごまいわし
今年は4年ぶりに2月2日が節分でした。
1月も“松の内”を過ぎると節分のお菓子がスーパーに並び始めますが、毎年、この時季になると楽しみにしているのが、佐々木食品の「がっつりごまいわし」。国内でとれた大ぶりの片口いわしにごまをまぶした甘じょっぱいおつまみで、歯ごたえ抜群! 香ばしくておいしいんです。
本当に大ぶりないわしで、下手すると5cmほどの大きさのものもあるほど。大きすぎて食べているとき、口の中で刺さるんですが(笑)、それもまたこのお菓子の魅力です!
2.アンパンマンのベビーせんべい
去年の12月から体調を崩しており、一時は何も食べる気になりませんでした。でも2月に入ったあたりからでしょうか。「おやつが食べたい」という意欲が沸いてきました。とはいえ、ずっと食べていなかったところにいきなり大好きな固いおせんべいなど食べたらまた具合が悪くなりそうで……。そんなとき、子どもたちが小さい頃に食べていたベビーせんべいの存在を思い出しました。これなら消化力が落ちている今でも食べられそう! そして十数年ぶりに「アンパンマンのベビーせんべい」を購入。やさしいお米の味でおいしかった~! ベビーせんべいの存在に救われた51歳の冬でした(笑)。
3.さとうのミルクせんべい
こちらも消化力が下がっているときに助けられたおやつ。「さとうのミルクせんべい」。もちろん弱っているときなので、ソースや梅ジャムはつけず、そのまま食べていました。でもこのくちどけ、そして“ほの甘い”感じ……最高! 普段から大好きなお菓子ですが、このときほど幸せを感じたことはありませんでした。“お菓子を食べられる”って健康のバロメーターでもあるし、何よりもお菓子を食べるって気持ちの満足感も満たしてくれるんですよね~!
4.あみじゃが のりしお
少しずつ体調が回復し、いろいろなものがまた食べられるようになってきたとき、100円ショップのお菓子売り場でこれを見て、猛烈に食べたくなったのが「あみじゃが のりしお」。「あみじゃが」、久しぶりに見た気がします。厚切りのポテトチップスで、食べたときのクリスピー感がいいんですよね~! まだ2枚くらいしか食べられませんが、おいしかった! 味が濃いお菓子、最高!
5.マエダ 乳ボーロ
「お菓子のまちおか」をウロウロしていて見つけた“マエダの乳ボーロ”。懐かしい! これも古くからある、日本の赤ちゃんや幼児の定番おやつですよね。消化力が下がっている今、とても重宝しました。ミルクせんべいといい、やさしい甘さのおやつに癒されました。
6.果汁グミ
朝ごはんを食べずに病院に向かってしまったため、フラフラ……。「と、糖分チャージしないと無理!」と慌てて買った「果汁グミ」(笑)。
今や空前の“グミブーム”と言われていますよね。確かにバッグの中にいつも入れているのは。ガムでもタブレットミントでもなくグミかも。
7.しゃり蔵 うま塩のり味・しゃりもにグミ ソーダ味
小粒なおせんべいの「しゃり蔵」。コンビニで新しい味を見かけると、なぜかつい買ってしまう魔性のお菓子。この“超小粒感”と、しっかり歯ごたえのある感じがいいんですよね~!
そして大好きな「しゃりもにグミ」のソーダ味。ダメだ……これ、完全にハマりました! 「しゃりもにグミ」って毎回、なんでこんなに好みの味を出してくるんでしょう!? ソーダ味もこれ以降、ドハマりしてしまい、すでに5~6回買っています(笑)。
8.プレミアムガーナ 生チョコレート<アンフィニマン ヴァニーユ>
今年のバレンタインにSNSでバズったこのチョコレート。上の子に教えてもらい、すぐにスーパーへ買いに走りました(笑)。
かのピエール・エルメの代表的なフレーバーである「アンフィニマン ヴァニーユ」の味わいをイメージ。生チョコレートなので、とろけるようなやわらかさがたまりません! が、買えたのはこの1回だけ。このあとあっという間に完売してしまい、姿を見かけることはありませんでした。
9.キラふわグミ
「しゃりもにグミ ソーダ味」と同じくらいハマった、「キラふわグミ」。まわりがシャリシャリ食感の“何か”でコーティングされた星型のぶどう味のグミ。これがおいしいんです~! わが家の女性陣は全員ハマり、奪い合いの毎日です!
どうやらうちはグミの外側がシャリシャリ食感になっているものに弱いみたいです。
10.ベビースター ドデカイラーメン 巨・オムライス味
完全にパケ買いです! 「ちいかわ」、かわいすぎる!
ケチャップ味の“極太ベビースター”でした。
11.Kiriクリームチーズチョコ
またも「チロルチョコ」がおもしろいチョコレートを出していました。今度はクリームチーズの「Kiri」とのコラボ。包み紙まで「Kiri」そのもので笑ってしまいました! クリームチーズなチョコレート、濃厚まろやかでした。
12.ポッポナッツ いかゴールド
“ザ・昭和の豆菓子”。昔はおじさんたちがこういの食べていたなぁ。今は立派なおばさんになった私が食べています(笑)。
こういう懐かしい系のお菓子に描いてあるキャラクターって本当に愛おしいですよね。仲良しな2匹(正しくは2杯?)のいかちゃんがとってもかわいい! ずっとこのままのパッケージでいてほしい。
13.チョコボール いちご・北極アイスキャンデー グミ
「チョコボールのいちご味なんて初めて見た!」と買ってしまいました。そもそも「チョコボール」を買うのがものすごい久しぶり。こうして長年愛されているお菓子って、いつ食べてもおいしいですよね。
そしてもう1つは初めて見た、大阪・なんば「北極アイス」のグミ! アイスキャンデーをイメージしてか、琥珀糖のようなハード系グミでした。そのグミもアイスキャンデーとペンギンのエビスくんとミナミちゃんの形をしていてかわいかった!
中田ぷうさんプロフィール
フードジャーナリスト・お菓子缶研究家。大学在学中にファッション誌にてライターデビュー。卒業度、大手出版社に勤務。その後フリーランスに。理論的ファッション本、キャンプグッズ本を手がけ、ブームの立役者となる。2021年、長年の趣味であったお菓子缶の専門書「素晴らしきお菓子缶の世界」(光文社)を刊行。
▶ライター活動
▶趣味
お菓子缶集め・マグカップ集め、スーパーマーケット&コンビニ&デパ地下パトロール、サイクリング、パズルゲーム
▶好きなお菓子
冬季限定チョコレート「ラミー」、「ぶこつ」、「厚焼きごま」、「かっぱえびせん」、「じゃがりこ」、「水グミ」、「しゃりもにグミ」
▶今回の連載に向けて、お菓子と、わたし読者様へのメッセージ
お菓子は暮らしに彩りを与えてくれるエッセンス。明日の“あなたのおやつ”のヒントになったら幸いです!
中田ぷう
フードジャーナリストこと、お菓子缶研究家の中田ぷうが、スーパーマーケットやコンビニをリサーチして身近だけど“気分がアガる、心躍るお菓子”をご紹介。お菓子は暮らしに彩りを与えてくれるエッセンス。明日の“あなたのおやつ”のヒントになったら幸いです!好きなお菓子はラミー、ぶこつ、かっぱえびせん、水グミ、しゃりもにグミ