2025.01.20

恵比寿アトレで見つけたワンコイン・バレンタイン~お菓子パッケージの世界 第27回~


1月も半ばを過ぎると、街は次第にバレンタインデーの色に染まっていきます。ショーケースに並ぶ色とりどりのチョコレートを眺めていると、少し早い春の訪れを感じるようで心が弾みます。
今年は恵比寿駅直結のアトレで、500円前後で手に入る小さな「ありがとう」を探してみました。手軽に贈れて、ちょっと特別感もある。そんなお菓子たちをご紹介しますね。

目次

1.「治一郎」の「ガトーショコラ 抹茶味」

「治一郎」といえば、しっとり滑らかなバウムクーヘンが有名ですが、アトレ恵比寿店で見つけたワンコインスイーツは「ガトーショコラ 抹茶味」。価格は430円税込。
抹茶の香りがふわっと広がるしっとり濃厚なガトーショコラは、ほろ苦さと甘さが絶妙で、茶道のお濃茶のような味わいです。きちんとした箱に入っているのでちょっとしたギフトにも。
一口食べるたびに、丁寧に作られた味わいが伝わってきて満足度100%です。2.

2.「ラメゾン アンソレイユターブル」の「ハートのベイクドショコラ いちご味」

フルーツタルトで有名な「ラメゾン アンソレイユターブル」は、旬の素材を使った彩り豊かなスイーツが揃う人気店。アトレ恵比寿の店舗でも、目にも鮮やかな生タルトをはじめとするスイーツが並んでいます。

今回ご紹介する「ハートのベイクドショコラ いちご味」(580円税込)は、バレンタインにぴったりの一品。可愛らしいハート型のショコラは、ほんのり甘酸っぱいいちごの風味がアクセント。しっとりした生地は口当たりが優しく、一口食べるごとに幸せな気分にさせてくれます。

さらにパッケージにも注目、赤い箱に金箔の箔押しが施されたおしゃれな小箱。小さいながらも高級感があり、贈り物としても喜ばれるデザインです。タルトで知られるお店ならではの、丁寧な味わいと美しいパッケージでイチオシです。

3.nihonbashi eitaro(にほんばし えいたろう)の「かりんとうミルクチョコ」

アトレ恵比寿店に店舗を構える「nihonbashi eitaro」は、江戸時代創業の老舗「榮太樓總本鋪」の新しいブランド。豆菓子やかりんとうなど伝統的な和菓子を現代風にアレンジした商品が豊富です。

ここで見つけたバレンタインのお菓子、それは「かりんとうミルクチョコ」(594円税込)。生地に牛乳を練り込んだかりんとうを、カカオとミルクが絶妙に調和したミルクチョコレートで包んだ一品。
懐かしさと新しさが融合した味わいは、一度食べると止まらなくなる美味しさです。パッケージも優しいイラストでほっこりします。

4.「カルディ」の「チョコエイド缶」と「チョコサーディン缶」

恵比寿アトレの4階にある「カルディ」では、ユニークなパッケージが特徴のチョコレートが見つかります。

「チョコエイド缶」(538円税込)は、絆創膏のデザイン缶に入った可愛い商品。中には、絆創膏型のチョコレートが2種、アーモンドパウダー入りチョコレートとミルクチョコレートがそれぞれ3個ずつ入っています。思わずクスッと笑顔になる遊び心あふれるデザインは、話題作りにもぴったりです。

さらに「チョコサーディン缶」(604円税込)は、本物そっくりのサーディン缶に鰯の形のミルクチョコレートが個包装で5個入っています。ユーモアたっぷりな見た目と美味しさで、贈る相手を驚かせてくれること間違いなしです。

 

恵比寿アトレは、アクセスの良さに加え、バレンタインにぴったりの手土産やギフトがたくさん揃っています。今回ご紹介した5つのお店は、いずれも駅ビルやデパ地下など全国の主要都市にも店舗を構えているため、手に入れやすいのも魅力的。気になる方は、ぜひお近くのお店でもチェックしてみてください。

 

今回は、手軽さと特別感を兼ね備えたワンコインスイーツを4店舗、5品ご紹介しました。
気軽に配れるバレンタインギフトに、自分へのプチご褒美に、小さなお菓子が運ぶ幸せの瞬間が、きっと素敵な一日を彩ってくれるはずです。

 

 

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堤信子さんプロフィール

堤信子さんプロフィール画像

 

福岡県生まれ。県立修猷館高校から青山学院大学経済学部を卒業後、FBSにアナウンサーとして入社、その後フリーに。日本テレビ「あさ天ファイブ」「ズームインスーパー」、TBS「はなまるマーケット」のレギュラーを長年つとめ、現在、フリーアナウンサー、大学講師、コラムニストとして活躍中。また、文具やお菓子箱のコレクターとして、NHK Eテレ「デザインプラス」、NHKワールド「カワイイインターナショナル」、TBS「マツコの知らない世界」「サタデープラス」などにご出演。

▶連載コラム

講談社ファッションウェブマガ「mi-mollet」 文具と雑貨連載ブログ「今日の愛おしいもの~文具と雑貨~」、ライフスタイル連載「お菓子箱ラバー堤信子の愛おしいおやつ、時々珈琲」

▶エッセイ

インスタグラム「イービーエムさやん」 ミニエッセイ連載「あなたのここちよさを作る習慣」

▶書籍

・「TOKYO文具雑貨散歩~旅鞄いっぱいの東京」辰巳出版(新刊)
・「堤信子のつつみ紙コレクション」玄光社 
・「旅鞄いっぱいの京都ふたたび」実業之日本社 
・「旅鞄いっぱいのパリふたたび」実業之日本社
・「旅鞄いっぱいの京都・奈良」エイ出版社
・「旅鞄いっぱいのパリ・ミラノ」本の泉社
・「100人中99人に好かれるありがとう上手の習慣」ディスカヴァー21社
・「ありがとうの届け方」主婦と生活社
・「堤信子の暮らしがはずむちょっといい話」実業之日本社

▶「お菓子パッケージの世界」連載に向けて、読者の皆様へメッセージ

癒されるお菓子、幸せを運んでくれるお菓子を、みなさんとともに五感で楽しみ、その小さな喜びを文字にしていけたらと思っています。 よろしくお願いいたします。
この記事を書いたライター

堤 信子

フリーアナウンサーでお菓子箱コレクターの堤信子さんが、癒されるお菓子、幸せを運んでくれるお菓子を、五感で楽しむ連載企画「堤信子さんと巡るお菓子パッケージの世界」。好きなお菓子は「多すぎて書ききれません!」

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