解禁まで待てない！ボジョレーヌーヴォーの楽しみ方をソムリエに聞いてみた

毎年11月に解禁される、ボジョレーヌーヴォー。
ワインに詳しくない方でも、名前は聞いたことがあるのではないでしょうか。
今回はソムリエのIさんに、ボジョレーヌーヴォーの特徴や楽しみ方などを聞いてみました！

出典：写真AC

目次

• ボジョレーヌーヴォーって何？
• 1-1.ボジョレーヌーヴォーって何？
• 1-2.ボジョレーヌーヴォーの特徴
• 2.マリアージュを楽しもう！ソムリエおすすめ、ボジョレーに合うおつまみ
• 2-1.ワインのおつまみの定番、チーズと合わせる
• 2-2.チーズ味のスナックで、もっと手軽に
• 2-3.意外！？チョコレートと合わせる
• 2-4.同じ土地のものと合わせる
• 3.さいごに

1.ボジョレーヌーヴォーって何？

今年、2021年は11月18日（木）に解禁するボジョレーヌーヴォー。
毎年高い評価の歴代キャッチコピーが話題になっていたりしますが（笑）、実際にはどんなワインなのかよく知らないという方も多いのではないでしょうか。
筆者はワイン好き！なのですが、ボジョレーヌーボーに関して実はあまり詳しくはないため、同僚でソムリエのIさんに、ボジョレーヌーヴォーについて早速聞いてみました！

1-1. ボジョレーヌーヴォーって何？

筆者：そもそもボジョレーヌーヴォーってどんなものなのですか？

ソムリエIさん：ボジョレーヌーヴォーとは、フランスのブルゴーニュ地方のボジョレー地区で、その年に収穫したふどうを醸造した新酒のことです。
「ヌーヴォー」にはフランス語で「新しい」という意味があるので、ボジョレー地区で醸造された新酒＝ボジョレーヌーヴォーと呼ばれています。
世界で毎年11月の第3木曜日に解禁となる“旬のワイン”として親しまれているんですよ。
ちなみに今年（2021年）の解禁日は、11月18日（木）です。

筆者：世界共通で同じ日に解禁されるんですね。

ソムリエIさん：そうなんです。
実はフランスより日本の方が時間が7時間ほど進んでいるため、本場フランスより日本の方が早くボジョレーヌーヴォーを楽しめるんですよ。

筆者：なんと！意外な事実。
マニアの方は、1分でも早い解禁を求めて移動したりするのでしょうか・・・

1-2. ボジョレーヌーヴォーの特徴

筆者：ボジョレーヌーヴォーがどんなワインを指すのかは分かりました。
実際に、ボジョレーヌーヴォーってどんな味のワインなのでしょうか。

ソムリエIさん：フレッシュで華やかなイチゴやバナナなどの香りがあり、新酒独自の醸造のため、通常の赤ワインに比べて渋みが少ないです。

筆者：ワインにあまり慣れていない方でも飲みやすそうですね。

ソムリエIさん：そうですね、収穫されたばかりのぶどうでできたボジョレーヌーヴォーは、フルーティーな味わいが楽しめるので普段からワインを飲まない方にもおすすめです。
またボジョレーヌーヴォーはその年のぶどうの出来がいち早く分かるので、そういった意味でも毎年楽しみにされている特別なワインです。

2.マリアージュを楽しもう！ソムリエおすすめ、ボジョレーに合うおつまみ

ソムリエのIさんに、ボジョレーに合うおつまみについて聞いてみました。
ワインというとよく「マリアージュ」という言葉を耳にしますが、Iさん曰く「マリアージュに正解も間違いもない」とのこと。
ぜひ、記事を参考に色々なおつまみを試して楽しんでみてください！

2-1.　ワインのおつまみの定番、チーズと合わせる

ワインといえばチーズ、チーズといえばワイン・・となるくらい、ワイン定番のおつまみ、チーズ。
ボジョレーヌーヴォーは赤ワインの中ではフレッシュで軽いタイプなので、チーズも癖がありすぎない、食べやすいものが良いと思います。
チーズをそのまま食べるのもいいですが、クラッカーなどに乗せて、ジャムやはちみつと合わせてもおいしいです！

ヤマザキビスケット　ルヴァンクラシカル

モンデリーズ・ジャパン　ナビスコ　リッツ　クラッカー

2-2.チーズ味のスナックで、もっと手軽に

チーズに詳しくなくてよく分からない・おしゃれなチーズを買いに行くのが面倒、という方には、チーズ味のお菓子がおすすめです。
コンビニやスーパーでもすぐ買えるので、手軽に楽しめます。

グリコ　生チーズの［チーザ］カマンベール仕立て

宝製菓　塩バタかまん

2-3.意外！？チョコレートと合わせる

意外と思われるかもしれませんが、実は赤ワインとチョコレートは相性がいいんです。
ボジョレーヌーヴォーには軽めのビターチョコや、フルーツを使用したチョコレートがおすすめ。

明治　ザ・チョコレート　ブラジルカカオ55

シーガルリンクス　ブルックサイド　ダークチョコレート　ザクロ

森永製菓　カレ・ド・ショコラ＜クラシックビター＞

2-4.同じ土地のものと合わせる

マリアージュの組み合わせには「同郷」という考え方があり、フランス産のワインにはフランス産の食材を合わせることでお互いの魅力をより一層引き立てあいます。
フランスで作られるボジョレーヌーヴォー、ぜひ同じフランスで作られたものと合わせてみてください。
輸入食材を扱っているお店で目についたものを試してみるのも面白そうですね。

モントワール　ラ・メール・プラール　スタンダードパックサブレ　

3. さいごに

知っていそうで知らなかった「ボジョレーヌーヴォー」。
筆者もむかーしむかしに何度か飲んだことがあるくらいだったので、今年は久しぶりに飲んでみようかな、と思いました。
色々なおつまみを試したら、新たな発見があるかも・・！
毎年ボジョレーヌーヴォーを楽しんでいる方も、飲んだことがない方も、今年の解禁日にはおうちでゆっくり“旬の味”を味わってみてください。

最後に、「お菓子と、わたし」では、その他にも様々な記事を更新しております！
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