2021.01.14
ヘルシーお菓子“おやつ昆布”“おやつわかめ”の前島食品インタビュー(後編)
おやつ昆布メーカー 前島食品直撃インタビュー!
前島食品の紹介や、わかめばーさんの秘密がわかる前編はこちら
>ヘルシーお菓子“おやつ昆布”"おやつわかめ"の前島食品インタビュー(前編)
後編は前島食品が配信しているYoutube動画も合わせて、「おやつ昆布」や「おやつわかめ」の作り方や、前島食品の取り組みについてご紹介します。
6.Youtube「たべたろうチャンネル」
前島食品はYoutubeチャンネルを開設しています。「おしゃぶり昆布」や「おやつわかめ」、食品のとろろこんぶづくりの様子をバーチャル見学することができます。
どこか映像制作会社とかにお願いしてるんですか?と質問したところ、社員さんが頑張って撮影しているとのことでした。チャレンジ精神が感じられます。
【おしゃぶり昆布】乾燥前の昆布の竿掛け作業
こちらはおしゃぶり昆布の乾燥前の昆布を竿に掛ける作業。軽快な音楽が添えられていますが、かなり地道な作業!!ひとつひとつ、手で広げて掛けています。
包装場 自動包装機(おしゃぶり昆布)
こちらはおしゃぶり昆布の包装の様子。全自動で、美しい流れ作業で昆布が包装されていきます。いつまでも眺めていられそう。1時間に包装される袋の数は、なんと約1,500袋!
茎わかめ(おやつわかめ)をほぐす事が好き【10倍速】
タイトルにちょっぴり「クスッ」となる、おやつわかめのほぐし作業の様子の動画。
わかめが広げられている台の下から熱風が出ていて、「吹上乾燥」を行っています。作業員の方は手で触ってわかめの乾燥状態を確かめて、むらが無いようにほぐしていきます。
最初は20kgほどあるわかめが、この工程で乾燥されることで7kgまで軽く、小さくなります。
熱風を使うので、作業場の温度は夏場は37℃、冬場は25℃くらいになるそうです。スポットクーラーや冷却ジャケットを着て作業を行っているのだとか。
【おうちで工場見学】もじゃもじゃ おやつわかめ包装作業
こちらはおやつの包装の様子。おしゃぶり昆布は機械で包装されますが、おやつわかめは袋詰めも手作業!!もじゃもじゃしたおやつわかめを手に取り、丁寧かつスピーディーに計量して袋詰めしています。
茎わかめは絡まりやすいので、手作業で行わなければならないそうです。大変!
こちらは1時間に400~500袋袋詰めされるそうです。機械に負けない速さです!
今回紹介した動画以外にも、普段見ることができない生産現場の様子が見られる動画がたくさんありますので、気になった方は是非、「たべたろうチャンネル」をチェックしてみてください。
7.UMAMI&UMAI!エシカルプロジェクト
愛情と手間暇をかけておやつ昆布が作られていく様子をご紹介してきましたが、今、地球温暖化の影響もあり、昆布の漁獲量は激減しているそうです。このままだと、おいしいおやつ昆布が食べられなくなってしまうかもしれません。
前島食品は、廃棄していた出汁を使って商品を開発したり、家庭内の食品ロスを削減するためのおいしい「だし調味料」を提供するなどで、エシカルな活動に取り組んでいます。
お菓子では、パリパリした食感の昆布の端材をチョコレートに練りこんでクランチチョコにした商品があるそうです。食べてみたい!!
出典:前島食品Webサイト
くわしくはこちら→「UMAMI&UMAI!エシカルプロジェクト」
8.ウマミプロジェクト 100周年に向けて
出典:前島食品Webサイト
2023年に100周年を控える前島食品。日本人が古くから愛してきた「旨味」は、今、世界中で「UMAMI」として注目されています。
昆布の旨みから、もっと新味を。
100周年に向けて、掲げられたキャッチコピー。
時代に寄り添い、時代をリードしていく そんな意気込みが感じられます!
くわしくはこちら→「ウマミプロジェクト」
9.おわりに
今回は、おやつ昆布のメーカー、前島食品の方にお話をお聞きしました。
「本当に手間がかかるんですよね…」と苦笑いしながらお話してくださいました。手間暇かけても譲れない「旨味」へのこだわりを感じました。
噛めば噛むほど味が出る昆布のように、知れば知るほど面白い昆布の世界。
お店で「わかめばーさん」を見かけたら、是非手に取ってみてください。
前島食品 ウェブサイトは こちら
yu-ko
ゆるキャラ、コネタ、音楽(ライブ・フェス)、乗り物好き。鉄道・恐竜好きの4歳児の母。子供と楽しめる玩菓の紹介や、クスッと笑えるコネタ記事をお届けします。好きなお菓子は「うまい棒」「チップスター」。