2026.02.27

【連載・グミ情報局】 #11グミとキャンディの意外な関係


グミの第一人者である日本グミ協会名誉会長 武者さんにインタビューし、グミのトレンドや奥深さについて触れる「グミ情報局」。

前回に引き続き、グミと他のお菓子を深堀するテーマとして、今回はキャンディとの相関性についてお話しいただきました。
それではどうぞ!

タイパで生まれた、グミという選択肢

まず、キャンディとグミの関係性を考えてみる上で、それぞれの特徴について整理してみようと思います。
硬さや食感、原材料などはそもそも異なるものではありますが、決定的な違いは口の中での「滞在時間」が挙げられると思います。

キャンディは一粒で10分程度楽しむものになりますが、一方グミは1分以内に食べられます。
グミの中で弾力や食感に違いがあっても、すぐになくなるものがグミの特徴です。

この滞在時間の違いは、一見キャンディとグミで食感や味が違うだけ、とも見えますが、実は私たちのライフスタイルに関係があるのではないかと思っています。

どういうことかというと、かつてお菓子は長く楽しめる暇つぶしになるものであったり、夕食前の小腹が空いた時の救世主だったりしました。
ただ今はあらゆる時間がデジタルなコンテンツで埋め尽くされていて、隙間時間が短くなっています。

それに応じて、お菓子の時間も短く・すぐに食べられるものに移り変わり、早く食べられるグミが選択肢として増えたのではないか、ということです。
ライフスタイルに合わせ、キャンディとグミの食べられ方の選択肢が増えたということが、1つ面白いポイントです。

メーカーから見るグミと飴の可能性

キャンディとグミの違いをお話ししましたが、今度は反対に共通点も見てみましょう。
実は大きな共通点があり、キャンディもグミもメーカーさんはほとんど同じなんです。

日本において、もともと多くのメーカーさんは飴を主力とし、グミはあくまで「サブ」の立ち位置でした。
ただ今はずいぶんグミの売り場も広がっていますし、買い方も色々です。

例えば「のどが痛いから」「乾燥しているから」といった、目的のある買い方ですが、グミは「新発売を心待ちにして買いに行く」「SNSで見かけて衝動買いする」といった、エンタメに近い楽しみ方が定着しています。

つまり、メーカーさんは同じでありつつも、買い方や食べ方は色々というわけなんです。
このように、グミで新しい楽しみ方が広がったのであれば、そのノウハウをキャンディに逆輸入したり、掛け合わせたりできる余地があるように感じ、可能性を感じています。

 

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武者慶佑 さんプロフィール

日本グミ協会名誉会長。2013年に「日本グミ協会」を設立、「マツコの知らない世界」など多数のメディアにご出演。 現在XとInstagramで合計23万人を超えるフォロワーを持ち、日々グミの情報を発信しています。 日本のグミ市場を盛り上げるべく、毎年9月3日の「グミの日」にイベントを実施。

 

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この記事を書いたライター

グミ情報局

グミについてのあれこれを連載してゆく新しい企画「グミ情報局」。 グミの第一人者である日本グミ協会名誉会長 武者さんにインタビューし、グミのトレンドや奥深さについてご紹介します!

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