2021.08.19
9月30日は「くるみの日」 その注目すべき栄養素とは・・
みなさん、今年も暑い暑い夏となっていますが、体調など崩していないでしょうか?
さて、来月9月30日は「く(9)るみ(3)はまるい(0)」(くるみは丸い)という語呂合わせから「くるみの日」が制定されています。手軽に食べることが出来、その栄養の高さからダイエット等の観点からも少し前から注目されています。そこで今回はくるみの注目の栄養素と他のナッツにはない効果、くるみを使った様々なお菓子を紹介したいと思います!
出典:雑学ネタ帳
目次
1.くるみの歴史
古代ペルシャが原産地と言われているくるみが食べられるようになったのは、紀元前7000年であり、人類が食用としていた最古の木の実と言われています。
1770年頃フランス人がカリフォルニアの土地で1000本のくるみから栽培を始め、途中より良い栽培環境の州北部への移動や進んだ灌漑技術や害虫対策により年々生産性を高めていきました。日本でも自生していたくるみを古くから常食しており、縄文時代の遺跡からも発見されています。DNA鑑定によると、その頃から野生種ではなく既に栽培されていたことが証明されています。因みに最古のくるみの化石を発見したのはあの宮沢賢治だそうです。
2. 何故くるみは体に良いのか・・・
くるみには多くの栄養素が含まれていますが中でも注目されているのがオメガ3脂肪酸です。「脂肪酸」と聞いてあまり良いイメージを抱かない方もいるかもしれませんが、くるみに含まれているオメガ3脂肪酸は植物由来の脂肪酸であり、青魚に含まれる海洋性の脂肪酸と共に、体内で生成されることはなく欠乏すると皮膚炎等を発症する可能性がある為、成人男性は1日2.0~2.4g、女性は1.6~2.0gの摂取目安量(くるみは28g(約7,8粒)あたり2.5gの含有量)が設定されています。このオメガ3脂肪酸をくるみはナッツ類で最も多く含んでおり、最新の研究では植物由来のオメガ3脂肪酸を摂取すると全死因死亡リスクを低下させることが分かった他、海洋由来の脂肪酸と共に摂った場合にはその相乗効果により全死因死亡リスクに対するより高い予防効果が観察されているそうです。
3.くるみを使ったお菓子の紹介
上記で記載したように、くるみは美味しいだけでなく豊富な栄養素も含んでおり、忙しい日常の中でも手軽に食べることが出来るまさに最適なおやつとも言えるのではないでしょうか。次はそんなくるみを使用した様々なお菓子について紹介したいと思います。
3-1.無印良品 エンガディナー
スイス発祥のお菓子で、甘く煮詰めたクルミをバターを練りこんだ生地で包み焼き上げたお菓子です。期間限定での販売の為、現在は取扱いがないようですが、くるみのお菓子で有名な鎌倉紅谷の「クルミッ子」に似ている、ということで発売当初は話題になったそうです。
出典:MARUSHIN MAG
3-2.アダチ製菓 焙煎くるみ使用のくるみ餅
甘醤油風味のお餅にたっぷりとくるみが練りこまれているお餅のお菓子。
甘さとしょっぱさの絶妙なバランスの中でくるみの歯ごたえが良いアクセントになっていて、食べる手が止まりません・・!
出典:アダチ製菓HP
アダチ製菓のオンラインショップ:こちら
3-3.モントワール ASHITAMO キャラメルくるみ
生のくるみに独自の配合で作られたキャラメル蜜を絡めたお菓子です。
しっかりとした甘さは感じつつ糖質を抑えたキャラメル蜜により、罪悪感なく食べることが出来ます♪
チャック付きで手が汚れないのは、おやつとして嬉しいポイントですね。
モントワール ASHITAMOシリーズのご紹介:こちら
3-4.西光亭 くるみのクッキー
りすの可愛い箱デザインでお馴染みのこちらのクッキー。箱の中にはたくさんの粉糖と共にくるみが練りこまれたクッキーが入っています。フランスの有名なお菓子「ブールドネージュ」に似たそのサクッ、ホロッとした食感は何度食べても病みつきになります!
出典:西光亭HP
4.最後に
いかがだったでしょうか。
あまり日常的にくるみを食べる習慣がない方も、少しでも興味を持って頂けたでしょうか。
まだまだ暑い日が続き食欲や体力が落ちると共に、夏は特に汗をかくことで体から塩分も失われがちです。塩分も同時に手軽に補うことが出来るくるみやその他ナッツを是非この夏の定番おやつに加えてみてはいかがでしょうか。
カルフォルニアくるみ協会さんのTwitterでは、くるみを使ったレシピ等を紹介されています。
▶︎「カリフォルニアくるみ協会」公式 Twitter アカウントはこちら
その他にもナッツ関連の記事も過去に掲載しております。
よろしければご覧ください♪
おつまみやおやつにも万能!スパイシーナッツを自宅で簡単に楽しもう♡
最後になりますが、「お菓子と、わたし」公式Instagramもございます♪是非ご覧ください!
kae
4歳と2歳の子をもつ母さんです。寝かしつけ後の1人でのお菓子時間が毎日の癒しです♪子どもと自宅で簡単に作れるお菓子や、その他工作記事等をお届けしたいと思います。好きなお菓子は「ラミー」です!