2021.02.18
ミモザの日とは? ~3月8日はミモザの日~
3月8日は「ミモザの日」
イタリアでは、男性が、日頃の感謝を込めてこの時期に咲く、黄色いミモザの花を身近な女性(妻や恋人、母親など)に贈る習慣があります。ミモザの花をもらった女性は、日々の家事や仕事から解放され、友達と食事を楽しんだりするんだそうです…なんていい日なんだ!
最近では日本でも、見ているだけで明るい気持ちになる黄色い「ミモザ」が季節の花として注目されています。
こちらがミモザ。もふもふ感が素敵ですよね。
出典:写真AC
ミモザの花言葉は?
ミモザの花ことばは、「感謝」や「思いやり」。
贈り物の花束にぴったりな花言葉ですね。
衝撃!黄色い花はミモザじゃない!?
ここで、衝撃の事実。
実は、日本のお花屋さんで「ミモザ」として売られ、ミモザの日にプレゼントされている花は、ミモザではありません。
ええっ。
そもそも、春先に咲くこの黄色い花、アカシアって呼んでたような…という方、素晴らしい。
実は日本で「ミモザ」だと言われている花はアカシアの一種なのです。
ではなぜ、あのもふもふの黄色い花が「ミモザ」と呼ばれるようになったのか?
ミモザは実は「オジギソウ」
「オジギソウ」をご存じですか?葉っぱに触れると、スッと葉が閉じてお辞儀しているように見える、面白い植物。筆者は子供の頃、家にあった「オジギソウ」を触りまくり、母親に叱られていました。触りすぎると閉じにくくなるとか何とか。
実は、この「オジギソウ」の学名が「Mimosa Pudica」なのです!
出典:写真AC
今、「ミモザ」と呼ばれているアカシアの花のもふもふした感じや葉っぱが「オジギソウ」=「Minosa Pudica」に似ているので、「ミモザアカシア」と呼ばれるようになったようです。そこから略されて「ミモザ」と呼ばれるようになった、という流れ。
ミモザと違うんかい!と突っ込みたくはなりますが、野暮はことは言わず、この際かわいい黄色いミモザでお祝いしましょう。
ちなみに、オジギソウの花言葉は「繊細な感情」。触ったらスッと閉じちゃいますからね。
3月8日は国際女性デー
出典:写真AC
3月8日は「国際女性デー」でもあります。
1904年、ニューヨークで婦人参政権を求めたデモが起源となり、国連が1975年に3月8日を「国際女性デー(International Women’s Day)」に制定しました。
先陣を切り、女性の権利を主張した勇気と決断をたたえる日、としています。
日本では、『国際女性デー|HAPPY WOMAN FESTA』が全国各地で開催されています。女性の生き方を考える日、と題して、さまざまなイベント、キャンペーンが開催されています。
お菓子と、ミモザ
最後は、「お菓子と、わたし」らしく ミモザ柄のパッケージのお菓子や、ミモザのように元気な黄色いパッケージのお菓子をご紹介。「ミモザの日」や、春のギフトの参考にしてください。
赤い風船/ミモザフルール
出典:赤い風船
長崎・福岡に店舗がある洋菓子店、赤い風船の「ミモザフルール」。ミルキーなクリームチーズのサンドクッキーです。黄色い焼き色のクッキーに、ミモザの花ことば「感謝」「思いやり」を込めて名付けたそうです。オンラインでも購入可能です。
赤い風船 Webサイトはこちら
こまつや/レモンケーキ
レトロな雰囲気のキャンディ包みのパッケージがかわいらしい、こまつやの「レモンケーキ」。群馬県で長く愛されているお菓子です。お菓子と、わたしのInstagramでも以前紹介させていただきました!
電話・FAXでの注文で全国配送していただけますよ。
こまつや Webサイトはこちら
おわりに
ミモザの日を調べたら、実はミモザはミモザではない、という衝撃の事実にたどり着いてしまいましたが、春の訪れを感じさせる黄色いミモザ、もといアカシアの花を贈る「ミモザの日」が日本でも少しずつ広まるといいですね。感謝されたい!てわけではないけれど、「ありがとう」を伝えるイベント、って素敵だと思います。
yu-ko
ゆるキャラ、コネタ、音楽(ライブ・フェス)、乗り物好き。鉄道・恐竜好きの4歳児の母。子供と楽しめる玩菓の紹介や、クスッと笑えるコネタ記事をお届けします。好きなお菓子は「うまい棒」「チップスター」。