2024.10.21

不二家のハロウィン菓子は、遊び心いっぱい~お菓子パッケージの世界 第24回~


皆さんご存知、日本を代表するお菓子の老舗「不二家」。
不二家のお菓子とともに、子供時代を過ごした昭和生まれの私は、どんなに歳を重ねても、定期的に不二家のお菓子が食べたくなります。おそらくあのほっとするようなお味がDNAの中に刷り込まれているのでしょう。

先日、銀座の不二家ショップを訪れ、ハロウィンに向けた限定菓子などを含め、パッケージの可愛いものを色々と大人買いしてきました。


早速、パッケージよし、お味よし、お値段お手頃の3拍子揃ったお菓子の数々ご紹介していきましょう。

目次

1.「ハロウィンポップキャンディー」税込192円

ペコちゃんが魔女に扮装したデザインが目を引くキャンディー袋。袋の中には個包装の棒付きキャンディーが17本入っています。

中には、ピンクとイエローとブルーの3色の飴。
ここにちょっとした仕掛けがあり、色のイメージとは違う味付けがされているのです。袋には「味と色を変えちゃった」と書かれていて、舐めてみて味を当てると言う仕掛けです。

答えは、ブルーの飴がストロベリー味、ピンクがオレンジ味。そしてイエローがグレープ味。
これ、大人より子供の方が早く正解するそう。家族でワイワイ楽しむのにもお勧めです。

2.「ハロウィンブラックハートチョコレート」税込321円

ハロウィンらしく黒いパッケージが目を引く袋入りのチョコレート。中には個包装のミルクチョコレートが18枚入っています。このお菓子にもちょっとした遊び心が。

個包装のパッケージに様々なデザインがついていて、口元柄、目玉柄、帽子柄の小袋を、頭の上や、口元や目元に合わせるとハロウィンの仮装した写真が撮れます。個包装のカラフルパッケージの中に入っているのは、ひと口サイズのハート型のミルクチョコレート。ハロウィン限定ということで、ざくっとした食感のブラックビスケットが入っています!

パッケージだけでなく、お味にも一工夫!さすがです。

3.「ハロウィンホームパイ」税込321円

定番のバター味のホームパイ10袋とパンプキンパウダーを練り込んだかぼちゃ風味のパンプキンパイ6袋が入ったハロウィン限定のお菓子です。

紫の帽子をかぶったペコちゃんのドアップのキュートなFACEの大袋は陳列棚でも目を引きます。実は、このパッケージにも仕掛けがあり、帽子とペコちゃんの顔の間に開口があり、そこを開けて頭に乗せるとそのまま帽子になり仮装ができます。

またハートチョコレートの個包装と同じように、ホームパイの個包装のパッケージにも様々な絵柄があり、目や口に当てると、ハロウィンフォトが楽しめます。

4.「ペコちゃんハロウィン、ミニバッグ」税込み330円

大人が見ても、キュンキュンくるペコちゃん柄のミニバッグ。

表はかぼちゃの帽子をかぶったペコちゃん、裏は仮装したペコちゃんとポコちゃん、中には、ハロウィン仕様のカントリーマアムが2個、そしてミルキー7粒入りの袋が入ってます。ハロウィンパーティーのお土産にぴったり!友人と会うときのプチギフトにも!

5.「ミルキーラスク詰め合わせ」税込み480円

5つ目は、ハロウィン限定菓子では無いのですが、大きい袋のペコちゃんのにっこり顔が、あまりにキュートで、思わず手に取ったお菓子です。食べやすいひと口サイズのラスクが入った個包装、7袋入りの袋菓子です。

ミルキーラスク、私は今回初めて食べたのですが口当たりが優しくミルクの風味が効いています。

食べているうちに皆、ペコちゃんのようににっこり顔になること、間違いなしです。

さらに、11月七五三に向けて販売されている「ミルキーミニ千歳飴」もご紹介!

6.「ミルキーミニ千歳飴」税込み118円

こちらは個包装の飴で、それぞれにおみくじ付き。大吉吉中吉小吉などが書かれていて、大吉だけ金色というのも楽しい。味はミルク味とイチゴミルク味の2種類。外袋のペコちゃんとポコちゃんの着物姿がファンにはたまらないですよね。
そして七五三と言えば、長さ15センチほどの千歳飴も定番です。赤と白の2種類あり、1本税込118円です。

 

こちらは銀座のお店のペコちゃんです。

ちなみに、不二家のマスコット「ペコちゃん」が登場したのは昭和25年、不二家のお店の店頭人形としてデビューしました。年齢は永遠の6歳!チャームポイントはほっぺに出している舌です。
一方、ペコちゃんのボーイフレンド「ポコちゃん」は永遠の7歳!昭和26年ミルキーの発売と同時にデビューしました。

さいごに

パッケージにはいつもペコちゃんとポコちゃんがいて、季節ごとに様々な装いで私たちを楽しませてくれます。今月はハロウィン、来月は七五三、そして12月はクリスマス。
季節ごとにワクワクの工夫がいっぱいの不二家のお菓子、10月のおやつ、そしてハロウィーンパーティーにもぜひ!

不二家のショップだけでなく、スーパーやコンビニエンスストア、オンラインでも不二家のお菓子が取り扱われているので、そちらも要チェックです!

 

 

 

🌸堤信子さんのInstagramはこちら🌸

🌸お菓子と、わたしInstagramはこちら🌸

 

堤信子さんプロフィール

堤信子さんプロフィール画像

 

福岡県生まれ。県立修猷館高校から青山学院大学経済学部を卒業後、FBSにアナウンサーとして入社、その後フリーに。日本テレビ「あさ天ファイブ」「ズームインスーパー」、TBS「はなまるマーケット」のレギュラーを長年つとめ、現在、フリーアナウンサー、大学講師、コラムニストとして活躍中。また、文具やお菓子箱のコレクターとして、NHK Eテレ「デザインプラス」、NHKワールド「カワイイインターナショナル」、TBS「マツコの知らない世界」「サタデープラス」などにご出演。

▶連載コラム

講談社ファッションウェブマガ「mi-mollet」 文具と雑貨連載ブログ「今日の愛おしいもの~文具と雑貨~」、ライフスタイル連載「お菓子箱ラバー堤信子の愛おしいおやつ、時々珈琲」

▶エッセイ

インスタグラム「イービーエムさやん」 ミニエッセイ連載「あなたのここちよさを作る習慣」

▶書籍

・「TOKYO文具雑貨散歩~旅鞄いっぱいの東京」辰巳出版(新刊)
・「堤信子のつつみ紙コレクション」玄光社 
・「旅鞄いっぱいの京都ふたたび」実業之日本社 
・「旅鞄いっぱいのパリふたたび」実業之日本社
・「旅鞄いっぱいの京都・奈良」エイ出版社
・「旅鞄いっぱいのパリ・ミラノ」本の泉社
・「100人中99人に好かれるありがとう上手の習慣」ディスカヴァー21社
・「ありがとうの届け方」主婦と生活社
・「堤信子の暮らしがはずむちょっといい話」実業之日本社

▶「お菓子パッケージの世界」連載に向けて、読者の皆様へメッセージ

癒されるお菓子、幸せを運んでくれるお菓子を、みなさんとともに五感で楽しみ、その小さな喜びを文字にしていけたらと思っています。 よろしくお願いいたします。
この記事を書いたライター

堤 信子

フリーアナウンサーでお菓子箱コレクターの堤信子さんが、癒されるお菓子、幸せを運んでくれるお菓子を、五感で楽しむ連載企画「堤信子さんと巡るお菓子パッケージの世界」。好きなお菓子は「多すぎて書ききれません!」

ライターのプロフィールを見る

あなたにおすすめのお菓子記事