2024.09.02

お菓子を楽しむ毎日~8月編~


こんにちは、フードジャーナリストこと、お菓子缶研究家の中田ぷうです。

8月も言葉を失うほど暑かったですね……。暑さに滅法弱く、年々“荒地の魔女(※)”化が加速する私。毎年8月はデスクワークの割合を多くし、なるべく外に出ないようにしているのですが、なぜか今年は外に出る機会が多く、近所のスーパーやコンビニでは買えないおやつにも出会えた楽しい月となりました!

※「荒地の魔女」とは、映画「ハウルの動く城」に出てくるキャラクターのこと。階段を上るシーンで滝のような汗をかくため、夏の自分の形容詞としてよく使わせていただいています。

※ご紹介する商品は2024年8月購入時のものです。販売が終了している場合がございますのでご了承ください。

目次

1.キットカット ミニ 梅酒

キットカット ミニ 梅酒

仕事で銀座の「肉のハナマサ」に伺う機会がありました。さすが銀座店! インバウンド向けの日本土産的な商品もちょこちょこと置いてあり、その中に「キットカットミニ 梅酒味」を発見! わずかですが、アルコール分も0.2%使用(なのでお子さんやお酒の弱い方は食べないでくださいね)。

初めて見るフレーバーだったので買ってみました。食べてみると……かなりリアルな梅酒味! それだけにアルコールが入っている入っていないは関係なく、お酒が苦手な人は難しいかもしれません。私は冷蔵庫で冷やしておいしくいただきました!

そもそもスイスに本社がある「ネスレ」の「キットカット」は、英国で誕生したお菓子。しかし日本で独自の発展を遂げ、“梅酒”のように日本でしか買えないフレーバーもあることから、外国人観光客のお土産として大人気。レディ・ガガやジャスティン・ビーバーなど海外セレブも大好きな「ドン・キホーテ」では「キットカット」専用のコーナーも設けられていて、“抹茶味”とかを爆買いしている姿をよく見かけます。

2.ランチパイ クラムチャウダー

ランチパイ クラムチャウダー

今年の春に「湖池屋」から発売された「ランチパイ」。ずっと気になっていたのですが、なかなか食べる機会がなく、8月になってしまいました。

食べて大後悔(笑)! おいしい! もろ好み! バター感たっぷりのパイ生地に、クラムチャウダー味のフィリングが入った、小さいながらも本格的な味わいのパイ。もっと早く食べるべきでした~! これはおいしい(2回目)。まだ「デリシャスピザ」味の方は食べていませんが、こちらも食べるのが楽しみ。

3.ひとくちトースト アーモンドバター味

ひとくちトースト アーモンドバター味

トーストをイメージした、ひと口サイズのラスクのお菓子なのですが、中までしっかり味がしみ込んでいるのがおいしくて大好きです! シュガーバター味やあんバター味はよく食べていたのですが、アーモンドバター味ははじめて。「ひとくちトースト」シリーズは結構オイル感たっぷりのお菓子ですが、アーモンドの香ばしさのせいか、いちばんさっぱり食べられる気がしました。

4.うなぎのかば焼きあられ

うなぎのかば焼きあられ

今年は7月24日と8月5日、2回「土用の丑の日」がありましたよね。どちらもスーパーに行ったのですが、お値段の高さにびっくり! 2尾で6000円もしたのでひるんでしまい、代わりにこれを買ってきてしまいました(笑)。

しかし“たかがあられ”と侮ることなかれ! ちゃんと「うなぎエキス」使われており、山椒も効いた本格的な“蒲焼味”でした。“土用の丑のお菓子”なんて、まさに日本ならではのお菓子でいいですよね。

5.カルピス®×ミンティアブリーズ&たべっ子どうぶつグミソーダ味

カルピス&ミンティアブリーズ&たべっ子どうぶつグミソーダ味

この夏、いつもバッグに忍ばせているのが、「カルピス®×ミンティアブリーズ」と「たべっ子どうぶつグミソーダ味」です。どちらも甘いながらも清涼感のある味なのがお気に入り。

実は1996年の発売から今年で28年目になる「ミンティア」を買うのははじめて。51歳にして「ミンティア」デビューしました(笑)。タブレットタイプのお菓子を食べる習慣がなく、今まで関心を持つこともなかったのですが、最近、ちょっと自分の口の中の匂いが気になるときや、リフレッシュしたいときに欲しいなと思い、購入。私が買った「ミンティア」は、レギュラータイプの約5倍の大きさがある「ミンティアブリーズ」というもの。口に入れてもすぐになくならず、結構な時間、楽しめます。

「ミンティア」はビジュアルもおしゃれなせいか、カバンの中身をSNSに投稿する「in the bag」コンテンツの常連でもありますよね。

たべっ子どうぶつグミソーダ味

「たべっ子どうぶつグミソーダ味」はビスケットと同じく動物の形をしていて、ちゃんと動物名が英語で描いてあるんです! かわいい~!

6.そうかんのれんこんチップ のり塩味

そうかんのれんこんチップ のり塩味

れんこんは好きな野菜ベスト3に入るほど好き。なのでれんこんチップと見たら、買わずにはいられません! 

このれんこんチップは薄切りでパリッとした食感がおいしい! あっという間に食べきってしまいました。大袋、発売されないかな~。

7.[おやつカンパニー×ちいかわ] ベビースターラーメン丸 古本屋のカレーチャーハン味

ベビースターラーメン丸 古本屋のカレーチャーハン味

いつの頃からでしょうか、「ちいかわ」とのコラボお菓子がたくさん誕生していますよね! わが家も「ちいかわ」大好きなので、見つけるとつい買ってしまいます(笑)。先日、スーパーで見つけたのは「ベビースター」とのコラボ。作品内に登場する、“古本屋が作ったカレーチャーハン”をイメージした味になっています。

ベビースターラーメン丸 古本屋のカレーチャーハン味_個包装

個包装も「ちいかわ」! かわいい~! こういうの気分が上がりますよね。

8.日光甚五郎煎餅

日光甚五郎煎餅

目を疑いました! スーパーの「ライフ」で栃木銘菓の「日光甚五郎煎餅」を発見。これ、塩バター味のおせんべいでおいしいんですよ~! 大好き。日本茶が合うのはもちろんなのですが、バター風味なので、コーヒーや紅茶も合うんです。

9.がんこ一滴 たまり醤油ブレンド揚げ餅

がんこ一滴 たまり醤油ブレンド揚げ餅

もう売り場で「おいしいです」オーラを放っていた、このおせんべい(笑)。浸けるのではなく、あえて一滴一滴醤油をたらしているので、まだらにお醤油がしみ込んでいます。お醤油の味が濃いところや、お醤油がしみ込んでいない白い部分があり、このメリハリがおいしい! 

ちょっと前まで同じ亀田製菓の商品で「ぶこつ」というおせんべいがあり、大好きだったのですが、残念ながら製造中止に……。でもこのおせんべいは「ぶこつ」を思い出す味。しかもひと口サイズなので、「ぶこつ」よりも食べやすくてすっかり気に入ってしまいました。また買いに行こうっと!

 

今回は8月のおやつ日記をお送りしました。すでに売り場にはお芋や栗のお菓子が並び始めています。また来月もお楽しみに!

 

 

 

中田ぷうさんプロフィール

フードジャーナリスト・お菓子缶研究家。大学在学中にファッション誌にてライターデビュー。卒業度、大手出版社に勤務。その後フリーランスに。理論的ファッション本、キャンプグッズ本を手がけ、ブームの立役者となる。2021年、長年の趣味であったお菓子缶の専門書「素晴らしきお菓子缶の世界」(光文社)を刊行。

▶ライター活動

小学館 kufura

講談社 ミモレ

▶趣味

お菓子缶集め・マグカップ集め、スーパーマーケット&コンビニ&デパ地下パトロール、サイクリング、パズルゲーム

▶好きなお菓子

冬季限定チョコレート「ラミー」、「ぶこつ」、「厚焼きごま」、「かっぱえびせん」、「じゃがりこ」、「水グミ」、「しゃりもにグミ」

▶今回の連載に向けて、お菓子と、わたし読者様へのメッセージ

お菓子は暮らしに彩りを与えてくれるエッセンス。明日の“あなたのおやつ”のヒントになったら幸いです!

この記事を書いたライター

中田ぷう

フードジャーナリストこと、お菓子缶研究家の中田ぷうが、スーパーマーケットやコンビニをリサーチして身近だけど“気分がアガる、心躍るお菓子”をご紹介。お菓子は暮らしに彩りを与えてくれるエッセンス。明日の“あなたのおやつ”のヒントになったら幸いです!好きなお菓子はラミー、ぶこつ、かっぱえびせん、水グミ、しゃりもにグミ

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