2024.08.19

博多の美味しいお土産菓子~お菓子パッケージの世界 第22回~


今回は、わが故郷博多の美味しいお土産菓子がテーマです。
ちょうどお盆の時期、故郷への帰省や旅行などで、空港や駅でお土産を買う方も多いと思います。

私も先日里帰りをし、福岡空港のお土産売り場へ。
ここ数年、季節を問わず福岡のお土産菓子売り場は、「あまおう苺スイーツ」オンパレード。
お土産売り場のお菓子のパッケージに赤や、ピンクが多いなぁと感じるのは、ひとえに「あまおう苺スイーツ」の種類が増えているからと再認識です。

ここで高級いちごの代名詞「あまおう」について少し。

あまおうといえば、福岡県で開発されたイチゴの品種で、今や全国で知らない人はいない位有名となったイチゴの登録商標名です。
あかい、まるい、おおきい、うまい、の頭文字からつけられた名前で、2003年に販売が開始されました。
イチゴの知名度が上がるとともに、少しずつあまおうがお菓子にも取り入れられるようになり、あまおうスイーツの種類は年々増えていきました。

種類が多いと言う事は、競争も激しいということ。
地元のお菓子メーカーがしのぎを削るあまおう苺スイーツは年々レベルも上がっています。

あまおう苺味のふるさと土産3選

ということで、今回は「あまおう苺」がテーマ、私がふるさと土産としてよく購入し毎回喜ばれる人気のお菓子3点ご紹介します。

目次

【あまおう苺味のふるさと土産】博多まっかな苺のラングドシャ

1つ目は、「博多まっかな苺のラングドシャ」10枚入り(株式会社花福堂) 972円税込

博多まっかな苺のラングドシャ

「博多まっかな苺」は、福岡のブランド、イチゴあまおうを使用したスイーツの専門店の名前。
このラングドシャは2023年のモンドセレクションでも金賞受賞している人気のお菓子。パッケージ好きの私は、この真っ赤なボックスと個包装のイチゴのイラストにビビットきて購入してみたところ、パケ買い大成功でした。

博多まっかな苺のラングドシャの中身

福岡県産「あまおう苺」のパウダーが使用されているクリームはイチゴの香りも自然です。そしてラングドシャクッキーはしっかりとした食感で、一枚でも充分存在感があります。ブラックコーヒーにとてもよく合うので、コーヒー好きの方へのお土産の定番として、リピート買いしています。

【あまおう苺味のふるさと土産】博多あまおういちごタルトケーキ

2つ目は「博多あまおういちごタルトケーキ」5個入り(大邦物産株式会社) 680円税込

博多あまおういちごタルトケーキ

こちらは、パッケージのシズル感が魅力で、みずみずしいイチゴとタルトケーキの写真、売り場でも結構目を引きます。

さつまいも使用の白あんベースに、福岡県産のあまおうペースト、そしてあまおう濃縮果汁が使用されているので、さくっと口に含んだときに、あまおうの香りがふんわり広がります。

博多あまおういちごタルトケーキの中身

こちらも1つでとても食べ応えがあり、おやつにはぴったり。おもてなしのお菓子としてお皿に盛り付けても見栄えがいいので、私は、アフタヌーンティーのスイーツとしてもよく登場させています。

【あまおう苺味のふるさと土産】博多の女あまおう苺ミルク味

そして3つ目は、銘菓「博多の女あまおう苺ミルク味」10個入り(株式会社二鶴堂) 648円税込

博多の女あまおう苺ミルク味

博多のお菓子の王道の1つと言えば「博多の女」株式会社ニ鶴堂の看板商品で1972年の発売から50年以上にわたり、年齢を問わず愛されている銘菓です。
定番のものはバウムクーヘンの中に小豆餡入っていて、包み紙は、博多人形が大きく写っているデザインですが、このあまおう苺ミルク味は、とても可愛い女性のイラストです。

博多の女あまおう苺ミルク味の中身

こちらは、中の餡は白あんベースのミルク味、バームクーヘンにあまおう苺ジャムが使用されていて、しっとりとした食感が魅力です。この小ぶりのひと口サイズ、美味しいので1つじゃやめられません。一度に3〜4個は続けて食べてしまうので、10個入りがあっという間になくなります。

ちなみに「あまおう苺ミルク味」の他に「八女抹茶味」「ハチミツレモン味」もあり、定番の「博多の女」も合わせて、4種詰め合わせの箱がオンラインでも購入できますので、気になる方はチェックなさってくださいね。

博多菓子工房 二鶴堂 オンラインショップ:こちらから

さいごに

今回は、1000円札でお釣りが来るお手頃価格のものを3点ご紹介しましたが、他にも数え切れないほどのあまおう苺スイーツがあります。福岡にお出かけの際は、どうぞ貴方好みのあまおう苺スイーツ、探してみてくださいね!

 

 

 

 

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堤信子さんプロフィール

堤信子さんプロフィール画像

 

福岡県生まれ。県立修猷館高校から青山学院大学経済学部を卒業後、FBSにアナウンサーとして入社、その後フリーに。日本テレビ「あさ天ファイブ」「ズームインスーパー」、TBS「はなまるマーケット」のレギュラーを長年つとめ、現在、フリーアナウンサー、大学講師、コラムニストとして活躍中。また、文具やお菓子箱のコレクターとして、NHK Eテレ「デザインプラス」、NHKワールド「カワイイインターナショナル」、TBS「マツコの知らない世界」「サタデープラス」などにご出演。

▶連載コラム

講談社ファッションウェブマガ「mi-mollet」 文具と雑貨連載ブログ「今日の愛おしいもの~文具と雑貨~」、ライフスタイル連載「お菓子箱ラバー堤信子の愛おしいおやつ、時々珈琲」

▶エッセイ

インスタグラム「イービーエムさやん」 ミニエッセイ連載「あなたのここちよさを作る習慣」

▶書籍

・「TOKYO文具雑貨散歩~旅鞄いっぱいの東京」辰巳出版(新刊)
・「堤信子のつつみ紙コレクション」玄光社 
・「旅鞄いっぱいの京都ふたたび」実業之日本社 
・「旅鞄いっぱいのパリふたたび」実業之日本社
・「旅鞄いっぱいの京都・奈良」エイ出版社
・「旅鞄いっぱいのパリ・ミラノ」本の泉社
・「100人中99人に好かれるありがとう上手の習慣」ディスカヴァー21社
・「ありがとうの届け方」主婦と生活社
・「堤信子の暮らしがはずむちょっといい話」実業之日本社

▶「お菓子パッケージの世界」連載に向けて、読者の皆様へメッセージ

癒されるお菓子、幸せを運んでくれるお菓子を、みなさんとともに五感で楽しみ、その小さな喜びを文字にしていけたらと思っています。 よろしくお願いいたします。
この記事を書いたライター

堤 信子

フリーアナウンサーでお菓子箱コレクターの堤信子さんが、癒されるお菓子、幸せを運んでくれるお菓子を、五感で楽しむ連載企画「堤信子さんと巡るお菓子パッケージの世界」。好きなお菓子は「多すぎて書ききれません!」

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