2024.06.17
キュートな夏のプチギフト~お菓子パッケージの世界 第21回~
夏のギフトシーズンが近づいてきました。
お中元といったかしこまった感じではなく、ちょっとした手土産に重宝するキュートなお菓子をいくつかご紹介いたします。
まずは、お菓子箱、お菓子缶好きにはたまらない、こちらのお菓子から。
湯の山温泉で知られる三重県菰野町の「日の出製菓」の、「ワッフルつかまえた」&「ひそひそワッフル」。
その名の通り、一口サイズのワッフル10枚入りのお菓子缶です。
ネーミングもパッケージもとにかく可愛すぎます!!
イラストレーターhibiyuu(ヒビユウ)さんと日の出屋製菓のコラボだそうです。
ワッフル型になった星を捕まえる女の子の後ろ姿が、「ワッフルつかまえた」で、
花瓶に入ったワッフルの花とヒソヒソ話をする女の子の横顔のイラストが「ひそひそワッフル」。
可愛いだけでなく、この一口ワッフルが、超絶美味しいのです。
「ワッフルつかまえた」の方は、濃厚な地元産のたまごと、バターをたっぷり使ったワッフル、サクッとかじると優しいバターの香りに包まれます。
「ひそひそワッフル」は、濃厚な地元産のたまごに、ナチュラルチーズがたっぷり。
チーズの香りのアクセントに次々と手が伸びる罪なお味なのです。
とにかく心を込めて作られていることがわかる手焼きのワッフルなのです。
日の出屋製菓といえば、湯の花せんべいで知られる、老舗のお菓子屋さん。
昭和32年創業、元々手焼きの炭酸せんべいをリヤカーで売り歩いたところから始まったお菓子屋さんで、地元鈴鹿山麓を流れる綺麗な水を使い、余計な添加物など不使用のシンプルな製法に定評があります。
今、健康のことを考えてお菓子も素材にこだわる消費者が増えています。
だからこそ、手土産には、誰もが安心していただけるお菓子が良いですよね。
それに加えて、パッケージがおしゃれであれば言う事なし!!
と言うことからも、今回ご紹介するワッフル缶2種は、どなたに差し上げても喜ばれるイチオシのお菓子なのです。
10個入りで1,296円。オンラインでも購入可ですので、気になる方はチェックなさってくださいね。
さらに、もっと気軽な夏のプチギフト、一人一人に配っても喜ばれるお菓子を後2つご紹介しますね。
最近見つけた、この涼しげなお菓子「こはく糖 清澄(きよすみ)」。
創作和菓子で知られる「銀扇」の2024年春夏の新商品で、氷のような見た目が、初夏らしく素敵です。
こはく糖は、砂糖と水飴と寒天を原料とした、江戸時代から親しまれている日本伝統の砂糖菓子です。
外側のザクッ、中の寒天のプルッという食感が、なんとも言えず懐かしい感じで、色に合わせて、赤はストロベリー、青はペパーミント、緑はメロン、白はプレーンと、さっぱり爽やかな味も色々と楽しめます。
そしてもう一つ、6月1日(土)より、夏限定の「一六タルト」塩レモン味の販売が始まりました。
昨年の5月に一度ご紹介している四国名菓「一六タルト」ですが、名産の瀬戸内レモンをたっぷり使った夏季限定の「一六タルト」今回、再度ご紹介です。
というのも、この塩レモン味3個入りのボックスがプチギフトにぴったり。
パッケージ目線でも、ワンコインとちょっとで、見た目も存在感あるこの3個入りボックスは、何かと使い勝手が良いアイテムです。
餡にレモンの果皮と果汁が入っているので、口にすると意外にさっぱり。
和菓子派、洋菓子派どちらにプレゼントしても喜ばれる、安定のギフト候補なのです。
贈る時に、レモン風味つながりで、レモングラス、レモンバウムなどのハーブティーとセットにするのもオススメですよ。
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堤信子さんプロフィール
福岡県生まれ。県立修猷館高校から青山学院大学経済学部を卒業後、FBSにアナウンサーとして入社、その後フリーに。日本テレビ「あさ天ファイブ」「ズームインスーパー」、TBS「はなまるマーケット」のレギュラーを長年つとめ、現在、フリーアナウンサー、大学講師、コラムニストとして活躍中。また、文具やお菓子箱のコレクターとして、NHK Eテレ「デザインプラス」、NHKワールド「カワイイインターナショナル」、TBS「マツコの知らない世界」「サタデープラス」などにご出演。
▶連載コラム
講談社ファッションウェブマガ「mi-mollet」 文具と雑貨連載ブログ「今日の愛おしいもの~文具と雑貨~」、ライフスタイル連載「お菓子箱ラバー堤信子の愛おしいおやつ、時々珈琲」▶エッセイ
インスタグラム「イービーエムさやん」 ミニエッセイ連載「あなたのここちよさを作る習慣」▶書籍
・「TOKYO文具雑貨散歩~旅鞄いっぱいの東京」辰巳出版(新刊)
・「堤信子のつつみ紙コレクション」玄光社
・「旅鞄いっぱいの京都ふたたび」実業之日本社
・「旅鞄いっぱいのパリふたたび」実業之日本社
・「旅鞄いっぱいの京都・奈良」エイ出版社
・「旅鞄いっぱいのパリ・ミラノ」本の泉社
・「100人中99人に好かれるありがとう上手の習慣」ディスカヴァー21社
・「ありがとうの届け方」主婦と生活社
・「堤信子の暮らしがはずむちょっといい話」実業之日本社
▶「お菓子パッケージの世界」連載に向けて、読者の皆様へメッセージ
癒されるお菓子、幸せを運んでくれるお菓子を、みなさんとともに五感で楽しみ、その小さな喜びを文字にしていけたらと思っています。 よろしくお願いいたします。堤 信子
フリーアナウンサーでお菓子箱コレクターの堤信子さんが、癒されるお菓子、幸せを運んでくれるお菓子を、五感で楽しむ連載企画「堤信子さんと巡るお菓子パッケージの世界」。好きなお菓子は「多すぎて書ききれません!」