2024.01.01

家飲みの強~いお供!お酒に合うお菓子たち


こんにちは。フードジャーナリストこと、お菓子缶研究家の中田ぷうです。

アフターコロナ2年目の年が始まりました! 世の中はすっかり外飲みも解禁された様子ですが、ひきこもるのが大好きな私はコロナ禍を抜けても”家飲み“が大好きです! 

おつまみを作る余裕があるときは18時に仕事を切り上げ、いそいそと台所に立ち、作りますが、そんな時間も余裕もないときはスーパーマーケットやコンビニに走り、”つまみ菓子“を調達。今回はお気に入りの”つまみ菓子“をご紹介します。

※掲載する商品情報は2023年12月購入時点のものです。

目次

1.2005年.お酒にお菓子が合うと思わせた「CRATZ」との出合い!

CRATZとビール

私がお酒を解禁(20歳)になったのは、1993年。当時、今ほど“家飲み”という概念はなく、“飲み会”が主体だった気がします。“家飲み文化”ももちろんありましたが、あくまでもそれは父や祖父が仕事から帰ってきて夕食を食べるまでに1杯ひっかけるというイメージでした。

しかも当時スーパーマーケットで売っているお酒のつまみのお菓子と言ったら、さきいかや豆菓子で、まだ“若い女子”であった私はまったくときめかず……(もちろん今はさきいかも豆菓子も大好きです!)。

しかし2005年、「グリコ」の「CRATZ(クラッツ)」が発売されたのです。このとき、私の周りだけかもしれませんが、かなりザワつきました(笑)。「CRATZ」は当初から“ビールに合う”ことを謳っていました。しかし、今までの“おじさんたちが食べるようなつまみ菓子”とはまったく違う印象のパッケージだったからです。私は32歳。しっかりおばさんの領域に足を突っ込んでいましたが、まださきいかを食べる気にはならず……(笑)! 

そしてある時、“ビール命”の友人が「中田、これ食べた? めちゃくちゃおいしいの! ビールに合うから食べてみて!」と持ってきてくれたのです。もう食べた瞬間からトリコ! この濃さ、この旨味、この辛さ! お酒に合わないわけがな~い! きっと多くの人がそう思ったのでしょう。いつしか新幹線ホームの売店でも売られるようになりましたよね。

2.チューハイ×「じゃがりこ」。禁断の扉を開けてしまった2016年

じゃがりことチューハイ

そして時は流れ、2016年、ある人がいつも「じゃがりこ」に缶チューハイを合わせていて、それがどうにもおいしそうだったので真似してみたら……おいしかったんですねー(笑)! 「じゃがりこ」といったら子どもたちが好きなおやつという概念しかなく、お酒に合わせるなんて自分では思いもつきませんでした。私はいつもレモンかグレープフルーツサワーに、「じゃがりこ」のサラダかたらこバターを合わせるのが好きです。

3.ビール好きのための「かっぱえびせん」

かっぱえびせん

「12万年ぶりの暑さ」と言われた去年の夏。ただでさえ暑さに弱いのに、体温ばりの暑さが続く毎日にへとへとでした……。それだけに仕事終わりのビールのおいしいこと! しかし暑すぎて、火なんか使っておつまみなんか作ったら熱中症になりそうで、この夏は“つまみ菓子”に頼りきり。なかでもよく買っていたのが、「かっぱえびせん」の「絶品」シリーズ。こちらも「CRATZ」同様、完全にお酒を飲む大人をターゲットにしたスナック。味が濃くておいしいんですね~! 飲んでつまんで……知らぬうちにひと袋なくなっている、なんてこともあり、危険きわまりないおいしさです。

今回、記事を書くにあたりスーパーに行くと、期間限定で“ファンとの共創の味”「瀬戸の塩と帆立貝柱味」が発売されていました。こちら白ワインやスパークリングワインにも合いそうですね!

4.「ピザポテト」、「ドンタコス」、“のり塩味のポテチ”

ピザポテトポテチとドンタコス

ポテチとビールも定番ですよね! いろいろな味がありますが、お酒に合わせるなら「ピザポテト」とのり塩系。「ピザポテト」は赤ワインと合いますよ。

そして「ドンタコス」もビールに合いますよね~! 時間があるときは「ドンタコス」にチリビーンズとピザ用チーズをかけてオーブンで焼いてナチョスにすることも。

5.ヘルシーな気分のときは豆スナックを

こんぶ大豆とミーノ

最近は年のせいか、もう少しさっぱり飲みたい!というときには豆系のお菓子を合わせています。

「でん六」の「こんぶ入り大豆」も「カルビー」の「miino(ミーノ) そら豆 しお味」も普段からおやつとして買っていますが、お酒にも合うんです。

 

2024年はお酒のつまみ菓子からスタートさせていただきました! 今年もたくさんのおいしいお菓子をご紹介していけたらと思います。皆さん、改めて今年もよろしくお願い致します。

 

 

中田ぷうさんプロフィール

フードジャーナリスト・お菓子缶研究家。大学在学中にファッション誌にてライターデビュー。卒業度、大手出版社に勤務。その後フリーランスに。理論的ファッション本、キャンプグッズ本を手がけ、ブームの立役者となる。2021年、長年の趣味であったお菓子缶の専門書「素晴らしきお菓子缶の世界」(光文社)を刊行。

▶ライター活動

小学館 kufura

講談社 ミモレ

▶趣味

お菓子缶集め・マグカップ集め、スーパーマーケット&コンビニ&デパ地下パトロール、サイクリング、パズルゲーム

▶好きなお菓子

冬季限定チョコレート「ラミー」、「ぶこつ」、「厚焼きごま」、「かっぱえびせん」、「じゃがりこ」、「水グミ」、「しゃりもにグミ」

▶今回の連載に向けて、お菓子と、わたし読者様へのメッセージ

お菓子は暮らしに彩りを与えてくれるエッセンス。明日の“あなたのおやつ”のヒントになったら幸いです!

この記事を書いたライター

中田ぷう

フードジャーナリストこと、お菓子缶研究家の中田ぷうが、スーパーマーケットやコンビニをリサーチして身近だけど“気分がアガる、心躍るお菓子”をご紹介。お菓子は暮らしに彩りを与えてくれるエッセンス。明日の“あなたのおやつ”のヒントになったら幸いです!好きなお菓子はラミー、ぶこつ、かっぱえびせん、水グミ、しゃりもにグミ

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