2023.12.18
お菓子パッケージの世界～第15回 ワンコインで華やか、皆に配りたくなるホリデーギフト～
１年のうちで、最もお菓子売り場が華やぐ季節、12月のホリデーシーズンがやってきました。
お菓子箱、お菓子缶、包装紙などパッケージ好きの私にとっては、待ちに待った季節。
スキマ時間にデパ地下やスーパー、食料品店を覗いてはクリスマスパッケージのお菓子を細かくチェック、その時間が楽しくて！！
今年もパケ買い必至の華やかなお菓子がたくさん登場しています。
その中から今回は、ワンコイン前後で購入できる、デパ地下で見つけたお菓子５選をご紹介します。
目次
1.ゴディバ「星降る森のクリスマス Gキューブ２粒入り」
デパ地下定番の美味しいチョコレート屋さんといえば、まずゴディバ。
１９２６年創業、ベルギーに本社を置く国際的なチョコレートメーカーで、日本でもファンが多いブランドです。
毎年凝ったクリスマスパッケージが登場するゴディバ、今年のテーマは、「星降る森のクリスマス～Christmas in the Forest～」
サイトによりますと、「星降る夜空の下深い森の中で動物たちが集って祝うクリスマス。夜空に輝く星や月、雪が降り積もるもみの木、森の中でライトアップされたクリスマスツリーなどをチョコレートで表現。」とのこと。
イラストの動物たちが味わい深くて、絵に惹きつけられるパッケージです。
そんな中、プチプライスのギフトを発見。
「星降る森のクリスマス Gキューブ２粒入り」５６１円（税込）
ツリーをかたどった紙箱の中に、チョコレートが２粒。ダークアップルガナッシュと、ミルクチョコレートの２種です。
そのままオーナメントとして飾れるよう、リボンがついています。
自分用にちょっと、またはパーティーで皆に配りたいときにオススメです！
2.ショコラ ベル アメール「ノエルオーナメント」
オーナメントとして飾れるといえば、ショコラ ベル アメールの「ノエルオーナメント」４９６円（税込）もキュートです。
ベルアメールとは、フランス語で「美しい苦味」という意味。四季折々、気温や湿度の変化が大きい日本に合わせたチョコレート作りを手がけるブランドで、種類も豊富です。
中でもワンコインで購入できるノエルオーナメントが目を引くキュートさで、「ツリー」「スノーマン」「ベア」の３種あります。
「ツリー」は、ビターチョコにピスタチオ風味のツリー型ホワイトチョコ、「スノーマン」は、ミルクチョコにチーズパウダー入りスノーマン型チョコ、「ベア」は、イチゴとマスカルポーネ風味のホワイトチョコにベア型ミルクチョコという味にもちゃんとしたこだわりがあり、飾るだけでなく、食べても満足できるところがお勧めのポイントです。
※オンラインショップ取り扱いなし
3.ホテルマドレーヌミシェル「プチボヌール クリスマス」
３つ目は、銀座三越に今年の秋にオープンしたマドレーヌ専門店、ホテルマドレーヌミシェルの「プチボヌール クリスマス」６８０円（税込）
麻布十番で人気のサブレ店「サブレミッシェル」の姉妹店です。
サブレミッシェルはミッシェルが世界中を旅して出会ったものが缶のデザインになっていて人気ですが、姉妹店「ホテルマドレーヌミシェル」のパッケージの可愛さも秀逸。
特に、このハンドバッグ型のボックスの可愛いことと言ったら。中にはツリー型とシェル型の２つのマドレーヌが入っています。
発酵バターをたっぷりと使っているため風味がよく、食感も程よくしっとり。仕事の合間にホッと一息、三時のおやつにぜひ。
※オンラインショップ取り扱いなし
4.銀座あけぼの「めりーくりすます」
４つ目は、銀座あけぼのの「めりーくりすます」５４０円（税込）
甘いものばかりがクリスマス菓子ではありません。
日本の老舗おかきメーカーのクリスマス菓子も毎年充実しています。
例えばこちら、星やもみの木などクリスマスにちなんだ形の「みやこがねもち」米のおかきは、侮れない美味しさ。
星型は、しょうゆ味と、ピンク砂糖がけ味。
もみの木は、おかきに青さがたっぷり入っていますし、雪の結晶の六角形のおかきには、白胡麻がまぶされています。
可愛さと美味しさが見事に両立している、クリスマス限定おかきは老若男女、誰にでも喜ばれるプチギフトです。
※オンラインショップ品切れ
５つ目は、デパ地下の定番、モロゾフで見つけた、チョコレートセット「クリスマスファンシーチョコレート」６４８円（税込）
一粒一粒丁寧に作られたチョコレート９種が、クリスマスの優しい柄の缶に入っていて、さらにこのセット限定のショッパーも付いてきます。
（同じ価格で、絵柄の違う缶に１１個のチョコレートが入ったものも！）
この内容で６００円台で購入できるお菓子は他になかなかなく、このコストパフォーマンスの良さに、モロゾフの心意気を感じます！
チーズケーキやプリンが主役のモロゾフの中で、コスパ良く親しみやすいチョコレートは隠れた人気商品。太鼓判を押せる充実のプチギフトです。
※オンラインショップ品切れ
パッケージも中身もレベルが高い、ワンコイン前後のクリスマス菓子、デパ地下にはまだまだたくさんあります！
皆さんのオススメもぜひ教えてくださいね！
それでは、ハッピークリスマス！！
素敵なクリスマスをお過ごしください。
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堤信子さんプロフィール
福岡県生まれ。県立修猷館高校から青山学院大学経済学部を卒業後、FBSにアナウンサーとして入社、その後フリーに。日本テレビ「あさ天ファイブ」「ズームインスーパー」、TBS「はなまるマーケット」のレギュラーを長年つとめ、現在、フリーアナウンサー、大学講師、コラムニストとして活躍中。また、文具やお菓子箱のコレクターとして、NHK Eテレ「デザインプラス」、NHKワールド「カワイイインターナショナル」、TBS「マツコの知らない世界」「サタデープラス」などにご出演。
▶連載コラム
講談社ファッションウェブマガ「mi-mollet」 文具と雑貨連載ブログ「今日の愛おしいもの～文具と雑貨～」、ライフスタイル連載「お菓子箱ラバー堤信子の愛おしいおやつ、時々珈琲」▶エッセイ
インスタグラム「イービーエムさやん」 ミニエッセイ連載「あなたのここちよさを作る習慣」▶書籍
・「TOKYO文具雑貨散歩～旅鞄いっぱいの東京」辰巳出版（新刊）
・「堤信子のつつみ紙コレクション」玄光社
・「旅鞄いっぱいの京都ふたたび」実業之日本社
・「旅鞄いっぱいのパリふたたび」実業之日本社
・「旅鞄いっぱいの京都・奈良」エイ出版社
・「旅鞄いっぱいのパリ・ミラノ」本の泉社
・「100人中99人に好かれるありがとう上手の習慣」ディスカヴァー21社
・「ありがとうの届け方」主婦と生活社
・「堤信子の暮らしがはずむちょっといい話」実業之日本社
▶「お菓子パッケージの世界」連載に向けて、読者の皆様へメッセージ
癒されるお菓子、幸せを運んでくれるお菓子を、みなさんとともに五感で楽しみ、その小さな喜びを文字にしていけたらと思っています。 よろしくお願いいたします。
堤 信子
フリーアナウンサーでお菓子箱コレクターの堤信子さんが、癒されるお菓子、幸せを運んでくれるお菓子を、五感で楽しむ連載企画「堤信子さんと巡るお菓子パッケージの世界」。好きなお菓子は「多すぎて書ききれません！」
