2021.08.29
乳酸菌入りお菓子特集
毎月23日は「乳酸菌の日」
毎月23日は「乳酸菌の日」だそうです。
これは「2(に)ゅう3(さん)」という語呂合わせから、乳酸菌入り飲料の「ラブレ」で有名なカゴメが制定したもの。また、2月3日も同じ語呂合わせで乳酸菌の日に制定しています。
季節の変わり目で体調を崩しやすい時期ですよね。
乳酸菌ってなんだか身体に良さそうだけど、結局何? ビフィズス菌とは違うの?
乳酸菌について調べたことを簡単にまとめてみました。
また、人気の乳酸菌入りお菓子もランキング形式でご紹介します。
目次
乳酸菌って何?
そもそも乳酸菌とは?
乳酸菌とは、炭水化物などの糖を消費して乳酸をつくる細菌の総称です。腸内にすむ細菌のバランスを整えることにより、健康に役立っています。
ビオフェルミン製薬 乳酸菌とはより引用
乳酸菌は、腸内を快適にしてくれる細菌。なるほど。
ビフィズス菌と乳酸菌は違うの?
整腸作用を促す菌として、よく耳にする「ビフィズス菌」。乳酸菌との違いは?
乳酸菌もビフィズス菌も、同じ「善玉菌」。ただ、活躍する場所が違います。
乳酸菌は主に小腸で、ビフィズス菌は大腸で活躍しています。
整腸作用や悪玉菌が増えるのを抑える働きをしてくれます。
出典:朝日Re:ライフ.net
乳酸菌入りお菓子人気ランキング
今回は、市場の販売金額データ(KSP-POS)※をもとに、売れ筋の乳酸菌入りお菓子をご紹介します。
※データの期間は2020年8月~2021年7月の1年間の販売金額をもとにしています。
(同ブランド品は除いています 例 ビスコ 発酵バター仕立て)
1位:江崎グリコ/ビスコ 15枚
参考小売価格:108円(税込)
堂々の1位は江崎グリコの「ビスコ」でした。
ビスコのクリームには、「スポロ乳酸菌」という乳酸菌が含まれています。この「スポロ乳酸菌」はおなかの中で目覚めて、腸に届くのだとか。
よく「目覚める」という表現を聞きますが、なんで「寝ている」必要があるのか???
乳酸菌は熱や酸に弱いのですが、眠っている間は強い、という性質があるのだそう。なんだかすごい!
実は「ビスコ」、去年リニューアルをしていて、乳酸菌だけでなく食物繊維も一緒にとれるように。
詳しくはグリコのWebサイトを確認してみてください。
2位:亀田製菓/白い風船ミルククリーム
参考小売価格:220円(税込)
2位は、亀田製菓の「白い風船ミルククリーム」。「白い風船」は昭和57年(1982年)から発売されている、クリームがサンドされたソフトせんべいのロングセラー商品。
実は「白い風船」は2017年に乳酸菌入りのお菓子としてリニューアルしていたのです。
「白い風船」に入っている乳酸菌は、亀田製菓が研究開発したお米の発酵食品由来の乳酸菌(K-2)。
お米由来、というのがおせんべいメーカーならではですね。
3位:ロッテ/乳酸菌ショコラ
参考小売価格:230円(税込)
3位はロッテの「乳酸菌ショコラ」。乳酸菌入りのチョコレートとして、2015年に発売されました。乳酸菌×チョコという、それまでになかった健康系お菓子として、発売半年で20億円(出荷ベース)を突破した大ヒット商品です。
健康的なおやつとして、リピート・指名買いしている人も多そうです。
4位:森永製菓/シールド乳酸菌タブレット
参考小売価格:200円(税込)
4位は森永製菓の「シールド乳酸菌タブレット」。タブレットといえば、明治のヨーグレットといったこども向けのお菓子や、フリスクやミンティアといった小粒のものが主流でしたが、この商品の登場で大人が食べる健康的なお菓子、というイメージも定着しました。シールド乳酸菌®は森永乳業が保有する数千株の中から選ばれた乳酸菌だそうです。
5位:亀田製菓/ハイハイン
参考小売価格:160円(税込)
5位は亀田製菓の「ハイハイン」。2位の「白い風船」と同じく、亀田製菓のお米由来の乳酸菌(K-2)が入っています。ハイハインは小さなこどもも食べやすいサイズ感とやわらかい食感も特徴。乳酸菌もとることができるなら、お母さんは大助かりですね。
おわりに
今回は乳酸菌の日にちなんで、乳酸菌入りのお菓子をご紹介しました。おいしく、手軽に、お菓子で乳酸菌を補うことができるといいですね。
yu-ko
ゆるキャラ、コネタ、音楽(ライブ・フェス)、乗り物好き。鉄道・恐竜好きの4歳児の母。子供と楽しめる玩菓の紹介や、クスッと笑えるコネタ記事をお届けします。好きなお菓子は「うまい棒」「チップスター」。