2019.07.23

デパートで販売?!意外と知らない、お菓子メーカーが運営しているショップ①


 

皆さんは、どこでお菓子を買っていますか。誰の為に、どんな時の為のお菓子かによって購入場所も違うと思います。

日常食べるお菓子はスーパーやコンビニエンスストア、人にあげるなど少し特別な時のお菓子は百貨店や単独ショップで、このように買う場所を分けている方も多いのではないでしょうか。

百貨店など、普段よく行くお店とは違う場所のお菓子売場って、なんだかすごくワクワクしますよね。あれも、これも欲しい、食べたい!と思うのは筆者だけではないはずです。一方で、よく行くお店の菓子売場は、どこに何が置いてあるかが大体わかるので安心感がありますよね。

あまり気にしたことが無いですが、店頭でよく目にするお菓子は、一体どのような流れで売場に並んでいるのでしょうか。

 

目次

 

1.お菓子が店頭に並ぶまでの流れ

売上金額ランキングで、毎年上位に名を連ねるお菓子は

 

亀田の柿の種(亀田製菓)

ポテトチップス うすしお味(カルビー)

 

じゃがりこ サラダ(カルビー)

 

キットカットミニ(ネスレ日本)

 

アルフォート(ブルボン)

 

ガーナミルク(ロッテ)

カントリーマアム バニラ&ココア(不二家) 

 

などです。

上位商品だけを見ても、メーカーがバラバラですね。さて、各メーカーが各店舗に運んでいるのでしょうか。

答えは「NO」です。もちろんそのようなお店もありますが、大半は違います。

菓子メーカー各社が各店舗に配達していると、手間も時間もかかります。配送車がどれだけあっても足りそうにありません。 そこで、各菓子メーカーの商品を取りまとめ、まとまってからスーパーやコンビニエンスストアへ運んでいるのが、卸売業や問屋といわれる企業です。

商品注文の観点では

①小売業が、どの商品をいくつ欲しいか発注
②卸が、小売業の発注データを取りまとめ、各メーカーへ伝える
③各メーカーが発注データをもとに、商品を用意する。(配送する)

 

物流の観点では

①メーカーが商品を製造
②メーカーが各商品を卸へ配送
③卸が、複数メーカーの商品を取りまとめ配送
④小売業が商品を受け取り、売場に陳列

という流れになります。

売場の構成や並べる商品も、小売業の菓子担当者(バイヤー)と卸の担当者で決めたりしています。

 

2.お菓子メーカーはいくつある?増えているのか、減っているのか?

皆さんは、お菓子と聞いて、どの位の数の商品が思い浮かびますか。

色々なメーカーから、毎週のように新商品が発売されているので、世の中に一体何種類のお菓子が存在するのか想像もつきません。

商品数ではなく、お菓子メーカーの数は参考数値がありました。

2016年度の「洋生菓子」「和生菓子」「ビスケット類、干菓子」「米菓」「あめ菓子」「チョコレート類」「他に分類されない菓子」の算出事業所数(従業者4人以上)の合計は6,573です。

2012年度の合計は約7,334なので、5年間で約760の事業所数が減っていることは悲しい事実ですね。

参考:経済産業省 工業統計調査 「平成29年確報 品目別統計表」

 

3.お菓子のメーカーが運営しているショップ

お菓子メーカーも、売上を上げる為に新商品を発売する、オンラインショップをオープンするなど試行錯誤されていますね。

最近はオンラインショップだけではなく、ショップを運営しているメーカーも増えてきています。たくさんある中で、いくつかご紹介しますね。店舗情報は全て19年7月時点のものです。

 

3-1.カルビー

ポテトチップス、じゃがりこが代表商品のカルビーは、何種類かの直営店を持っています。

 

3-1-1.Calbee +(カルビープラス)

「揚げたてのスナックを提供して、お客様に喜んでいただきたい」という思いから、2011年12月に第一号店が原宿にオープン。揚げたてポテトチップスなどが楽しめる、カルビーの "おいしい" "たのしい" を体感できる、アンテナショップ。日本国内計14店、香港店・マカオ店合わせて全16店を展開しています。(期間限定店舗除く)

 

出典:カルビープラスHP

 

3-1-2.GRAND Calbee(グランカルビー)

2014年4月にオープンしたカルビー初の百貨店直営店舗。素材、カット方法、培った技を惜しみなく注ぎ、こだわり抜いて丁寧に作った、カルビー史上“最厚”(一般的なポテトチップスの約3倍の厚さ)の新感覚のポテトクリスプを販売。期間限定店舗を出店している時期もありますが、取扱店は阪急うめだ本店のみです。

出典:グランカルビーHP

 

 

3-2.森永製菓

3-2-1.おかしなおかし屋さん

2012年4月、東京駅一番街の「東京おかしランド」開業ともにオープンした、森永製菓初のアンテナショップ。店内では、各地限定のお土産・スイーツ、さらにはオリジナル文具や雑貨も販売。東京駅と通天閣店の2店舗を展開しています。

出典:おかしなおかし屋さんHP

 

3-2-2.TAICHIRO MORINAGA

ショップ名は、森永製菓の創業者 森永 太一郎から取っています。そこにメーカーのこだわりが垣間見えますね。森永製菓が100年かけて磨き上げたお菓子づくりの技術で、「をかし」を提供するコンセプトショップ。
2017年12月大丸神戸店に出店。大丸神戸店、NEWoMan新宿、東京駅構内グランスタの常設3店の他、毎年バレンタインの時期に合わせて全国に期間限定オープンしています。

出典:TAICHIRO MORINAGA HP

 

3-3.江崎グリコ

3-3-1.ぐりこ・や

ここでしか手に入らない限定商品、オリジナルグッズを販売しているグリコのわくわくスポット。お馴染み商品のジャイアントシリーズやお土産お菓子、復刻版パッケージのお菓子だけでなく、グリコお馴染みポーズがデザインされたTシャツやチャームも販売。全国に15店舗を展開しています。

出典:ぐりこ・やHP

 

3-3-2.バトンドール

2012年10月 高島屋大阪店、阪急うめだ店をオープン。店名であるバトンドールはフランス語で「黄金のスティック」という意味。スティック箇所は、フランス産小麦粉にバターをたっぷり練り込んで焼き上げたプレッツェルに、霧状の澄ましバターを吹きかけるダブルバター製法。チョコレートをコーティングした“チョコレートタイプ”と、シュガーを重ねた“プレッツェルタイプ”の2タイプがあります。メーカー発祥の地である大阪に3店、関西、九州合わせて全6店舗を展開しています。

出典:バトンドールHP

 

3-3-3.キャラメルキッチン

グリコ初となるキャラメル菓子専門店。2014年8月新千歳空港の国内線ターミナルビル内にオープン。 北海道産の食材を贅沢に使用し、店内に設置したキッチンの銅釜で丁寧に炊き上げて作る、「ホームメイド生キャラメル」と、「キャラメルビスケット」を販売しています。1店のみの展開です。

出典:キャラメルキッチンHP

 

今回は菓子メーカー3社が運営するショップをご紹介しました。まだたくさんあるので、またの機会にご紹介いたします。

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