2021.04.08

日本の知られざるお祭り


 

日本には様々なお祭りが季節ごと・地域によってありますが、知らないお祭りもたくさんあると思います。
前回は、あめで風邪をひかないという言い伝えがある『大館アメッコ市』についてご紹介させて頂きましたが、今回は第2弾!またもやお菓子に関わる楽しそうなお祭りをご紹介します。

 

目次

 

今回はお菓子の神様が祭られている神社で行われる「菓子祭り」!
お菓子の神様!?
ものすごく気になりますよね。
早速ご紹介していきたいと思います!

 

【菓子祭り起源・由来】

「古事記」「日本書紀」が伝えるお菓子の神様「田道間守命(たじまもりのみこと)」がまつられている中嶋神社(総本社)(兵庫県)。

遠いむかし、田道間守命は第11代垂仁天皇より遠い海の向こうにある「非時香菓(ときじくのかぐのこのみ)」(=現代の橘(みかんの原種))を探すように命令されました。当時、日本に「非時香菓」は無く 、食べると歳をとらずに長生きが出来ると考えられていました。

田道間守命は十年の歳月をかけて、やっと非時香菓を見つけ大喜びで非時香菓を持ち帰りましたが、その一年ほど前に天皇は亡くなっていて、持ち帰った橘の半分は皇太后に献上され、残りの半分を天皇のお墓に植えられた後、悲しみのあまり亡くなったと伝えられています。
昔、果物は「果子・かし」と呼ばれており、橘は果子の最上級品とされていたことから、田道間守命はお菓子の神様として崇敬されています。
毎年、田道間守命の命日に近いということで4月の第3日曜日に感謝の誠が捧げられると共に菓業発展・招福等が祈願されるお祭りです。

出典: https://toyooka-cci.jp/sweetsfestival/

 

【2021年菓子祭り開催日時】

中嶋神社(兵庫県):4月の第3日曜日

前日には神社がある兵庫県豊岡市内中心市街地で『菓子祭前日祭』が開催され、道路上に菓子店が並びスイーツを販売する他、菓子に関するイベントも色々と実施されます。
※今年はコロナウイルス感染拡大の影響もあり、開催は中止とのことです。

こんな歴史があったとは知らなかった。
そしてお菓子の元が果物(みかん)だったなんて、お菓子・みかん大好物の筆者からすると、この歴史的な繋がり何か嬉しいです。
そして美味しそうなお菓子・スイーツがいっぱいのお祭り!いつか必ず行ってみたいお祭りです。
起源・由来にちなんで、今回は柑橘味のお菓子についてご紹介したいと思います。

 

【お菓子のご紹介】

セイカ食品 ボンタンアメ

懐かしい!そして美味しい。

 

明治 果汁グミ温州みかん

みかんの濃い味、可愛いみかんの形。筆者の子供の大好物です。

 

アサヒグループ食品 濃―いみかん

商品名からして濃厚そうなキャンディです。
ビタミンCもいっぱい摂れそうですね。

 

ロッテ とろっと柑橘リキュールのチョコレート

大人なチョコレートですね。食べてみたい一品です。

 

今回はお菓子の起源・由来にちなみ、柑橘味のお菓子を紹介させて頂きました。
売り場には他にも色々な柑橘味商品が売られていますので、是非自分のお好みの味を見つけられてはいかがでしょう。

 

 

前回の記事はこちら⇩

飴で風邪をひかない?!日本の知られざるお祭り

 

この記事を書いたライター

sayo

グミ・ラムネ大好きな3歳児の母です。動物好きで子供との動物番組鑑賞が最近の楽しみ♪ お菓子と一緒に季節を感じてもらえるような季節関連のお菓子情報を中心に更新します。好きなお菓子は「じゃがりこ」♡

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