2024.11.04
お菓子を楽しむ毎日~10月編~
こんにちは、フードジャーナリストこと、お菓子缶研究家の中田ぷうです。
やっと秋らしい日が増えてきた10月(とはいえ、暑がりの私は半袖の日が大半でした。笑)。夏の間は姿を消していたチョコレート類が店頭に並び始めると、秋の始まりをやっと感じることができる気がします。今月もいろいろなお菓子を楽しみました。
目次
1.ひとくち歌舞伎揚 赤いきつね味
コンビニに立ち寄った際に見つけてしまった、こちら。ちゃんと「東洋水産」監修のもと「マルちゃん 赤いきつねうどん」の味わいをイメージした「歌舞伎揚」なんだとか。これは買わずにはいられませんでした。「ホントに『赤いきつね』の味なんか、するのかな~?」なんて半分疑いながら家族と食べたのですが、全員びっくり! 「『赤いきつね』の味、する! あのお揚げとおつゆの味がする! これ、おいしいね!」と大盛り上がり(笑)。お菓子ってこうやって話題となり、盛り上がるのがいいんですよね!
もちろん一緒に売られていた「緑のたぬき」も買いました! でもやはり「赤いきつね」の方がインパクトが強烈でした。
1960年に誕生した「天乃屋」さんの「歌舞伎揚」は、今年で64年目を迎えた歴史あるお菓子。でもこの甘じょっぱい味、ちっとも飽きないですよね~!
編集部やスタジオのおやつかごに入っていると、うれしくなるおやつの1つです。
2.サンリオキャラクターズ ヤングドーナツ
“定番駄菓子”の1つである「ヤングドーナツ」の「サンリオ」バージョン。しかもちょっと懐かしい感じの「キティちゃん」に「キキララ」、「パティ&ジミー」なのがいいんです!「サンリオ」キャラのパッケージというだけで、なぜこんなにも気分がアガるのか!?
3.秋祭りでいただいたお菓子いろいろ・その1
9月、10月は秋祭りのシーズン。母が地域のお手伝いをしていることもあって、この時季は秋祭りで余ったお菓子をよくいただいてくるのです。普段なかなか買わないお菓子だったり、自分では選ばないお菓子なことが多く、それが逆に新鮮で、毎年子どもたちと楽しませてもらっています。
にんじん型のポン菓子、懐かしい~! しかもなんですか、このパンダのイラスト! 昭和感満載でかわいすぎる……。今や駄菓子屋さんが姿を消し、買うとなったらコンビニやスーパーの一角で駄菓子を買うようになってしまいましたが、なかなかこの“にんじん型のポン菓子”ってないんですよね……。久しぶりに見て、「どこかに売っていないかなぁ」と探したら、なんと100円ショップの「ダイソー」にありました! 盲点でした! これならいつでも買えますね。ポン菓子、素朴で大好きなんです。
4.マシュマロクッキー(マンゴー味、イチゴ味)
中国や台湾で人気、SNSにもよく上がってくるお菓子「雪花酥(シェーフアソー)」。マシュマロにビスケットやクッキー、ドライフルーツ、ナッツなどを混ぜた、ねっちり感とサクサク感が混ざったお菓子で、“東洋版ヌガー”とでもいいましょうか。自分で作ろうと思えば作れるのですが、なかなか難しいのでどこかで売っていないかな~と思っていたところ、なんと「ダイソー」で発見! おいしい! 中国茶や台湾茶と合うお菓子でした。
5.湖池屋ストロング 暴れ海苔わさび
「湖池屋ストロング“シリーズは、ポテトチップスマニアの方に教えていただいて以来、大好きなんです! 味が濃くて満足感が高いので「食べたー!」という気になれるのがすごくいい。ちょっと前に販売されていた、”暴れしそ梅“も大好きでした。
“暴れ海苔わさび”を見たのは初めて。わさび好きなので、これは見逃せません。”暴れ“と書いてあるので警戒して食べましたが、想像よりかは辛くなく、食べやすかったです。とはいえ飲み物がないとツライので、食べるときは必ず飲み物を用意してくださいね。
6.たべっ子どうぶつグミ シャインマスカット味
今夏、「たべっ子どうぶつグミ」のソーダ味にドハマリしました。そして9月にはシャインマスカット味が登場。やっと食べることができました。下の子と意見は真っ二つ! 私はシャインマスカットを食べてもソーダ派、子はシャインマスカット派に鞍替え! 普段、“本物のシャインマスカット”は「皮が固く手無理」と食べないのに、このグミは「めっちゃジューシーでおいしい!」といたく気に入っていました。
7.秋祭りでいただいたお菓子いろいろ・その2
写真だとわかりにくいのですが、どれも小ぶりな食べきりサイズ。相変わらずお菓子は食べたいと思うのですが、50代に入り、“食べる量”はぐっと減ってきた気がします。なので最近はこうした“食べきりサイズ”のお菓子が大活躍。100円ショップで売っているお菓子も小ぶりサイズが揃っていていいんですよね!
しかし「プリッツ」のバター味って久しぶり!? 下手すると小学生のとき以来、ウン十年と食べていない気がしています。高校生の頃から「プリッツ」と言ったら“トマプリ(「トマトプリッツ」のこと)”か“サラダ味(現「旨サラダ」のこと)”。でも最近は、ビールに合う「ホタテ醤油味」ひと筋でした。久しぶりに食べた“バター味”、新鮮でおいしかったです。
中田ぷうさんプロフィール
フードジャーナリスト・お菓子缶研究家。大学在学中にファッション誌にてライターデビュー。卒業度、大手出版社に勤務。その後フリーランスに。理論的ファッション本、キャンプグッズ本を手がけ、ブームの立役者となる。2021年、長年の趣味であったお菓子缶の専門書「素晴らしきお菓子缶の世界」(光文社)を刊行。
▶ライター活動
▶趣味
お菓子缶集め・マグカップ集め、スーパーマーケット&コンビニ&デパ地下パトロール、サイクリング、パズルゲーム
▶好きなお菓子
冬季限定チョコレート「ラミー」、「ぶこつ」、「厚焼きごま」、「かっぱえびせん」、「じゃがりこ」、「水グミ」、「しゃりもにグミ」
▶今回の連載に向けて、お菓子と、わたし読者様へのメッセージ
お菓子は暮らしに彩りを与えてくれるエッセンス。明日の“あなたのおやつ”のヒントになったら幸いです!
中田ぷう
フードジャーナリストこと、お菓子缶研究家の中田ぷうが、スーパーマーケットやコンビニをリサーチして身近だけど“気分がアガる、心躍るお菓子”をご紹介。お菓子は暮らしに彩りを与えてくれるエッセンス。明日の“あなたのおやつ”のヒントになったら幸いです!好きなお菓子はラミー、ぶこつ、かっぱえびせん、水グミ、しゃりもにグミ