2026.09.21

秋は芋栗の季節、コンビニで見つけた芋栗のスナック菓子8選〜お菓子パッケージの世界 第46回~


まだ日中は暑さが残っているものの、朝晩の風にふっと秋の気配を感じるようになりました。
そんな季節の移ろいを、私は毎年「お菓子売り場」でも感じています。コンビニやスーパーをのぞくと、夏の爽やかな色合いから一転、棚には赤や紫、栗色、黄金色といった、ぐっと深みのある秋色のパッケージがずらり。
今年、特に目を引いたのが「芋」と「栗」のお菓子です。

パッケージには、こんもりと絞られたモンブランや艶やかな栗、そして、ほくほくと割れた焼き芋の黄金色の断面! これを見てしまったら、素通りするのはなかなか難しい。パッケージを眺めているだけで、「温かい紅茶を淹れて一緒に食べたいな」と、すっかり秋のおやつ気分になってしまいます。

そこで今回は、私がコンビニなどで見つけた「芋栗のお菓子」を8品、食べ比べてみることにしました。

1.森永製菓「小枝<モンブランタルト>」303円(税込)

小枝<モンブランタルト>

まずは、オレンジがかった栗色のパッケージが目を引く、期間限定の「小枝<モンブランタルト>」。
パッケージ中央には、栗をちょこんとのせた立派なモンブランタルト。その周りを小枝が囲むデザインで、「モンブラン風味のチョコレート」「ビスケットクランチ&パフ」という文字にも心惹かれます。
こちらはイタリア産栗を使用した栗パウダーを練り込み、パフとビスケットクランチを組み合わせた特別仕様。サクサクとした軽快な食感とモンブランタルトを思わせる栗の風味を一緒に楽しめます。

箱が表も裏も両面共に、縦向きと横向きで華やかデザインなのもいいですね!

小枝<モンブランタルト>

内容量は44本、4本×11袋。小袋になっているので、仕事の合間のおやつにも、ちょっと誰かにお裾分けするのにも便利です。

2.ロッテ「プレミアムガーナ モンブランショコラ<和栗>」395円(税込)

プレミアムガーナ モンブランショコラ<和栗>

白とグレーブルーを基調に、金色の「PREMIUM Ghana」の文字。今回の8品の中でも、ひときわ大人っぽくエレガントなパッケージです。
大きく描かれたモンブランの写真を見ただけで、気分はもう秋のティータイム。
使われているのは熊本県産和栗。栗ペーストを使った、空気を抱き込んだふんわり軽いホイップチョコをガーナミルクで包んでいます。熊本県産和栗は1.1%使用。栗の香りとホクホク感をチョコレートで表現した一粒です。
内容量は59g。一粒ずつ包まれているので、少しずつ大切にいただきたくなります。

3.ブルボン「アルフォートミニチョコレート 和栗モンブラン味」203円(税込)

アルフォートミニチョコレート 和栗モンブラン味

お馴染みのアルフォートも秋仕様です。
こちらは熊本県産和栗のパウダーをチョコレートに練り込み、アルフォートならではの香ばしい全粒粉入りビスケットと組み合わせたもの。
栗のまろやかな風味とチョコレート、そこにザクッとしたビスケット。この「食感の違い」が楽しいのもアルフォートならではです。

内容量は12個。パッケージにも栗やモンブランが描かれていて、小さな箱の中に秋がぎゅっと詰め込まれたようです。
コーヒーはもちろん、私はミルクティーなどと合わせてもおいしそうだなと思いました。

4.不二家「LOOK(蜜芋スイートポテト&和栗モンブラン)」216円(税込)

LOOK(蜜芋スイートポテト&和栗モンブラン)

一箱で「芋」と「栗」、両方を味わえてしまう欲張りなLOOK!
紫色のパッケージには、左側に黄金色のスイートポテト、右側には和栗のモンブラン。どちらから食べようか迷う時間まで楽しいお菓子です。

「蜜芋スイートポテト」には、茨城県産のさつまいも「紅天使」を使ったスイートポテトクリームを使用。「和栗モンブラン」は、国産和栗を使ったモンブランクリームにクッキークランチを合わせています。
内容量は12粒。一箱で芋と栗の食べ比べができるというのが、なんとも秋らしくて楽しいですよね。

5.不二家「カントリーマアムmini(熟成蜜芋)」140円(税込)

カントリーマアムmini(熟成蜜芋)

こちらも茨城県産の「紅天使」を使った秋のお菓子。
紅天使のペーストを使い、「蜜芋」らしい濃厚な甘さと、しっとりなめらかな味わいをイメージしたカントリーマアムです。

カントリーマアムならではのしっとり食感と、熟成したお芋を思わせる甘さ。この組み合わせは、秋のおやつとしてはかなり魅力的です。
写真のminiタイプは42g入り。小ぶりな袋なので、バッグに忍ばせておく「秋の携帯おやつ」にもよさそうです。

6.ブルボン「おもちのひととき 日本巡り 蜜芋」282円(税込)

おもちのひととき 日本巡り 蜜芋

和菓子好きの方にぜひ注目していただきたいのがこちら。
使われているのは、長崎県五島列島産の安納芋。その安納芋パウダーを練り込んだ濃厚な甘みのクリームを、もちもちのおもちで包んでいます。

チョコレートやビスケットが多い中で、「もちもち」という食感が入ると食べ比べも一段と楽しくなります。

おもちのひととき 日本巡り 蜜芋

内容量は8個(4個×2袋)。パッケージには黄金色に焼けた蜜芋と、紫色のおもち。日本茶と一緒にいただきたくなる、ほっこり系のおやつです。

7.ロッテ「チョコパイプレミアム<安納芋>」149円(税込)

チョコパイプレミアム<安納芋>

こちらは一個売りの「自分へのご褒美」系。
袋いっぱいに描かれた焼き芋の写真がなんとも大胆! 黄金色の断面を見ているだけで、あのねっとりとした甘さを想像してしまいます。

安納芋を1.3%使用し、ケーキ、クリーム、ソースのそれぞれにお芋を取り入れたプレミアムなチョコパイ。安納芋そのものを思わせる、ねっとりとした甘さを目指した仕立てです。

チョコパイプレミアム<安納芋>

ちなみに、チョコパイプレミアム<笠間栗>も人気だそうです。
少し冷やして食べるのもメーカーおすすめの楽しみ方だそう。まだ暑さの残る初秋には、これはぜひ試してみたいですね。

8.カルビー「おさつスナック」181円(税込)

おさつスナック

最後は、私にとって「秋が来た!」と感じさせてくれるお馴染みのお菓子、「おさつスナック」です。

1973年に「さつまポテト」として誕生し、1981年から現在の「おさつスナック」という名前になったというロングセラー。
ふかしたさつまいもと焼きいもを生地に練り込み、ほっこりした甘さに程よい塩味を合わせています。何より魅力なのは、あのふんわり軽い食感。
写真のコンビニ向け商品は52g入り。今年のパッケージも、大きな焼き芋の写真と赤紫色の組み合わせで、秋のお菓子売り場でもひときわ目立っています。

 

こうして8品を並べてみると、同じ「芋栗」といっても本当に個性豊か。
栗だけでもイタリア産栗、熊本県産和栗、国産和栗があり、お芋も紅天使、安納芋など、それぞれ素材にこだわっていることがわかりました。

モンブラン、スイートポテト、焼き芋。秋の人気スイーツを、チョコレートやビスケット、おもち、スナックといった身近なお菓子に仕立てているところも面白いですね。

そして何より私が楽しかったのは、パッケージから秋を感じられること。
艶やかな栗、細く絞ったモンブランクリーム、ほくほくのスイートポテト、蜜がにじみそうな焼き芋の断面。コンビニのお菓子売り場が、小さな「秋の味覚フェア」のようです。

 

まだ半袖で過ごす日があっても、おやつの時間は一足早く秋支度。
お気に入りのカップに温かいコーヒーや紅茶を淹れて、今日は栗、明日はお芋、、そんなささやかな「秋のお家カフェ」を楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

 

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堤信子さんプロフィール

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福岡県生まれ。県立修猷館高校から青山学院大学経済学部を卒業後、FBSにアナウンサーとして入社、その後フリーに。日本テレビ「あさ天ファイブ」「ズームインスーパー」、TBS「はなまるマーケット」のレギュラーを長年つとめ、現在、フリーアナウンサー、大学講師、コラムニストとして活躍中。また、文具やお菓子箱のコレクターとして、NHK Eテレ「デザインプラス」、NHKワールド「カワイイインターナショナル」、TBS「マツコの知らない世界」「サタデープラス」などにご出演。

▶連載コラム

講談社ファッションウェブマガ「mi-mollet」 文具と雑貨連載ブログ「今日の愛おしいもの~文具と雑貨~」、ライフスタイル連載「お菓子箱ラバー堤信子の愛おしいおやつ、時々珈琲」

▶エッセイ

インスタグラム「イービーエムさやん」 ミニエッセイ連載「あなたのここちよさを作る習慣」

▶書籍

・「TOKYO文具雑貨散歩~旅鞄いっぱいの東京」辰巳出版(新刊)
・「堤信子のつつみ紙コレクション」玄光社 
・「旅鞄いっぱいの京都ふたたび」実業之日本社 
・「旅鞄いっぱいのパリふたたび」実業之日本社
・「旅鞄いっぱいの京都・奈良」エイ出版社
・「旅鞄いっぱいのパリ・ミラノ」本の泉社
・「100人中99人に好かれるありがとう上手の習慣」ディスカヴァー21社
・「ありがとうの届け方」主婦と生活社
・「堤信子の暮らしがはずむちょっといい話」実業之日本社

▶「お菓子パッケージの世界」連載に向けて、読者の皆様へメッセージ

癒されるお菓子、幸せを運んでくれるお菓子を、みなさんとともに五感で楽しみ、その小さな喜びを文字にしていけたらと思っています。 よろしくお願いいたします。
この記事を書いたライター

堤 信子

フリーアナウンサーでお菓子箱コレクターの堤信子さんが、癒されるお菓子、幸せを運んでくれるお菓子を、五感で楽しむ連載企画「堤信子さんと巡るお菓子パッケージの世界」。好きなお菓子は「多すぎて書ききれません!」

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