2024.01.25
【工場潜入】イトウ製菓の”いちごのタルト”美味しさの秘密は製法にあった‼(プレゼントあり)
更新日 : 2024年02月01日
※この記事はイトウ製菓とお菓子と、わたしのタイアップです。
目次
1.創業70年以上のビスケット専業メーカー「イトウ製菓」
チョコチップクッキーやラングリーなど、数多くのロングセラービスケットを生み出してきた、創業70年以上のビスケット専業メーカー「イトウ製菓」。
皆さんは、イトウ製菓さんの商品と言えば、何が一番好きですか?
今回は、イトウ製菓さんのビスケットの中で、特に作り方や味にこだわられて開発した商品「いちごのタルト」についてお話を伺ってきました!
なんと、製造工場にも潜入させていただき、普段なかなか見ることのできない工場内部もちょっとだけご紹介させていただきます~。
今回お話を伺ったのはこの方々!
生産本部 第一工場 工場長 岩佐利治 さん
生産本部 第一工場 ライン長 角田明 さん
商品本部 商品開発部 係長 森木博人 さん
営業本部 マーケティング課 次長 和田真志 さん
2.お客様に愛されるイトウ製菓の商品作りのこだわり
イトウ製菓の商品つくりのこだわりは、大きく2つあると商品開発担当の森木さん。
①お客様に永く愛される商品つくり
「お客様にながく愛されるおいしい商品をつくりたい。これがイトウ製菓の商品つくりのこだわりです。」
流行に左右されず、お客様にいつも美味しいと思っていただけてお客様の味覚と記憶に残る商品開発を心掛けているそう。
②お客様の満足を第一に考える
商品の美味しさはもちろんのこと、品質や安全性も大切。
そして、時代とともに変化するライフスタイルに合わせて、お客様に満足していただくために「どう付加価値をつけるか」を常に考えていると森木さんはおっしゃいます。
3.開発経緯は専門店のような美味しい「タルト」商品を作りたい
数多くのクッキー・ビスケットを開発されてきたイトウ製菓の中でも、特に作り方と美味しさにこだわって開発されたのが「いちごのタルト」だそうです。
いちごのタルトは2006年発売、しっとりとした口当たりで、カスタード風味のタルト生地といちごジャムのジューシーな甘酸っぱさが好相性の商品です。
開発当時、ビスケット市場の中に「タルト」という商品群があまりなかった。その中で専門店で売っているような、フルーツ味を感じられる美味しいタルトをお客様に提供できないかと考え、開発に取り組んだと森木さんは振り返ります。
さらに、森木さんは続け「商品開発するうえで、他社ではまだ実現していない、”生地とジャム”を同時に焼いて作る製法ではなく、生地は生地で焼き、ジャムはジャムだけで仕込む。そして、それらを一体化させてより美味しいタルトを作りたい」と思ったそうなんです。
約2年がかりの開発「いちごのタルト」は課題の連続だった
「いちごのタルト」の商品開発は課題の連続だったと森木さんはおっしゃいます。
まず、生地とジャムを別々の工程で作り、商品として完成した時に「味と食感、見た目」の一体感をもたせることにとても苦労したそう。
商品の試作品はできたものの、当時工場にタルトを作るラインも設備もなかったため、タルトを作るための生産ラインと設備も一から作らなければならなかったそうなんです。
設備を整え、何度も試作を重ね、生産ラインと商品が完成するまでに約2年がかかったと森木さんは教えてくださいました。
そして、タルト生地を焼いてからジャムを絞る<アフターデポ製法>を開発し、イトウ製菓の「いちごのタルト」が完成したんだそうです。
4.「いちごのタルト」美味しさの3つのポイント
いちごのタルトの美味しさのポイントは3つあるそうです。
ポイント①タルト生地
いちごのタルトの生地は、毎日工場の職人がその日の気温や湿度、生地の状態をみて細かく調整し、一番美味しい生地になるようにしています。
ポイント②いちごジャム
その時々で一番甘く、いちご本来の甘味を感じられるいちごを使用。さらに、甘いだけでなく、よりフルーツタルト感が感じられるように、しっかり酸味のあるものをチョイスしてジャムに仕上げています。
ポイント③製法
いちごのタルトは、タルト生地を一度焼いてからジャムを絞る「アフターデポ製法」を取り入れており、よりフレッシュな味わいを楽しんでいただけます。
さらに、生地とジャムの一体感を出すために5日間の熟成期間を設けています。
5.「いちごのタルト」の生産工場に潜入
今回、特別に「いちごのタルト」生産工場にも取材をさせていただきました!
いちごのタルトの生産工場は茨城県小美玉市にあるイトウ製菓の第一工場です。
第一工場では、いちごのタルトの他にラングリーシリーズやコンフェッティシリーズの製造もされています。
早速、工場の中に潜入していきます!最初に見せていただいたのが、いちごのタルトの”タルト生地”です。
いちごのタルトの専用生地を機械の中に入れて、お花型のタルトの土台になるように型を抜いていきます。
型を抜く時のポイントは、タルト生地の土台部分の底に小さな「穴」をあけること。穴をあけることによって生地が膨らまないようにしているそうなんですが、この穴が大きすぎると、後でジャムを入れる時に液漏れの原因になってしまうので、液が漏れない程度の絶妙な加減にしないといけないそうなんですよ!
タルトの土台の形になった生地を、ここから長いオーブンの中を通りながら約10分程度焼いていきます。
いちごのタルトの生産ラインの長さは約45メールもあるんだそうです!
オーブンから焼きあがってきたタルトの土台がこちらです。きつね色でこれだけでもとっても美味しそうですね♪
タルトのオーブンの出口には、ラインで作業する方にわかりやすいように、商品として出荷できる焼き上がり目安の焼色見本がありました!
焼きあがったタルト生地に、いちごのタルトの美味しさの秘密でもある「アフターデポ製法」を用いていちごジャムを注入していきます。
いちごジャムを入れたら、皆さんも馴染みのある「いちごのタルト」の完成に近づいてきましたね。美味しそう~!
なんと、特別に出来立ての「いちごのタルト」の試食させていただきました!
出来立てなので、ほんのり温かかったですが、驚いたのは生地の硬さです!普段商品として食べたことがある「いちごのタルト」はしっとり食感ですよね?
出来立ては結構硬めでザクっとした食感でした!食感の違いをお伺いすると、ここからタルト生地とジャムを寝かせて熟成させることで、ジャムの水分が生地と馴染み、しっとりとしたあの食感になるんだそうです!
その後は、商品を個包装に包装されパッケージされていきます。
作業される従業員の方が、包装状態などを確認しながら一つ一つ詰められていくんですね!
そして、私たちに馴染みのある赤いパッケージの「いちごのタルト」になって完成しました!
ここからお客様のところに出荷されていきます。
普段なかなか見ることが出来ない商品の製造工程を見学させていただき、作る工程での工夫や努力、実際に働く方々をみて、より商品に対するありがたみを感じました。
6.これからも美味しいビスケット・クッキーをお客様に
最後に、商品企画開発担当の森木さんは「これからもお客様の多種多様な趣向に寄り添った商品開発にチャレンジしていきたい。そして、既にお客様にご支持いただいている商品も、もっと美味しくなるに努力していきたい。」とおっしゃいます。
そして「イトウ製菓のお菓子は美味しい」と、お客様に思っていただけるような価値を提供し続けていきたいと今後の意気込みを語ってくださいました!
7.読者プレゼントのお知らせ
ここまで読んでいただいた方に、今回取材にご協力いただきました「イトウ製菓」さんより、読者の皆様へ特別プレゼント!
イトウ製菓の「いちごのタルト・ブルーベリーのタルト」セットを抽選で5名様にプレゼントいたします。
応募期間
2024年1月25日(木)~1月31日(水)
景品ラインナップ
・いちごのタルト
・ブルーベリーのタルト
※プレゼント内容は変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。
応募方法
以下の応募フォームより必要事項をご入力いただきご応募ください。
kasumi
アニメと韓国が好きなオタクな20代女子です! チョコレート系のお菓子全般が大好きです💛💛 最近はウエハース系お菓子を推しのために大人買いしてます(笑)