2019.06.03
血圧を下げる効果がある魔法のチョコレートとは
皆さん一度は、健康診断などで血圧を測ったことがあると思いますが、高血圧や低血圧にはどんな症状があるのか知っていますか?
チョコレートを食べることで血圧にどんな効果があるのか紹介していきます。
そもそも血圧とは?
血圧とは、血管内の圧力のことで心臓から流れる血液が血管を押す力のこと(平均値130mmHg/85mmHg)。
血液を押し出すときの最も高い血圧(上の血圧130mg)血液の流れが緩やかなときの最も低い血圧が(下の血圧85mg)となります。
血圧は常に一定ではなく、精神・身体活動などにより変化し1日の流れでは、朝の目覚めとともに上昇。日中は比較的高く、夜になると下がり睡眠中が最も低くなります。
そして、一般的に上の血圧は年齢とともに高くなり、下の血圧は下がると言われています。
1-2.高血圧と低血圧
(140mmHg/90mmHg)以上が高血圧とされており、動脈硬化の原因にもなり血管が詰まる、破裂、出血などの症状があります。
そして、脳や心臓の血管がこのような状態になると、脳梗塞や脳出血、心筋梗塞など、命にかかわる病気を引き起こす可能性が高くなり他にも、腎臓への影響や循環器病死亡や認知症のリスクも・・・。
一方、低血圧の基準値は100mg以下となり、さらに心臓や呼吸器、神経疾患など病的な症状を伴うものを低血圧症といいます。
低血圧の人は朝起きることが辛かったり、動悸、めまい、立ちくらみ、肩こりなど日常生活に影響を及ぼし常に体調や健康状態に不安を感じる状態に・・・。
チョコレートの何が血圧を下げるのか
血管を広げる作用があるカカオポリフェノールがチョコレートにはたくさん入っています。
血管壁に炎症が生じている場合には、血管が狭くなり血圧が高くなりますが、チョコレートを摂取することにより炎症が軽減され血管が広くなるため血圧が低下。
カカオポリフェノールを多く含む高カカオチョコレート(カカオ分が70%以上)を摂取し続けると血圧を下げる効果があり、血圧が高めな人ほど、低下量が大きいこともわかっています。
2-1.ポリフェノールが多く含まれるものは
赤ワインや緑茶、ココア、紅茶、コーヒー豆などのものが特にポリフェノールが多く含まれていますが、
そんな中でも高カカオ100gのチョコレートにはカカオポリフェノールが約2700mg含まれており
ポリフェノールが多いことで有名な赤ワイン180mlと比べても、ポリフェノールの量が15倍もあると言われていてチョコレートが身体に良いことがわかります。
2-2.チョコレートの選び方と効果的な食べ方
ミルクチョコレートやホワイトチョコーレートのような甘いものではなく、
苦味があるカカオ含有量70%以上のチョコレートを1日に25g程度食べる習慣を続けると血圧を下げる効果が期待できます。
また、これらの量を毎日食べても体重に変化はほとんどないこともわかっており、
脳の満腹中枢を刺激し食欲を抑えるというメリットもあるので、ダイエット効果もあり女性にとってはとても嬉しい効果がありますね。
まとめ
チョコレートに含まれるカカオポリフェノールは、チョコレートの種類や食べ方に気をつけるだけで血圧を下げたりダイエット効果も期待できたりととても万能な食べ物だということがわかりましたね。
リラックス効果もあるので美味しく食べながら心も身体も健康になっていきましょう。
お菓子と、わたし 編集部