2019.05.28

シビレる辛さがやみつきに!おすすめの麻辣味のお菓子を紹介


最近新たな辛い味「麻辣(マーラー)」に注目が集まっています。
今までは一口で食べてしまうと一気に汗をかいてギブアップしてしまうような、突き抜けた辛さがブームになってきましたが、この「麻辣」はシビレる辛さがやみつきになり、ハマる人が続出しています。
そこで今回はこの麻辣味を使ったおすすめのお菓子を紹介します。

麻辣(マーラー)とは?

(1)麻辣の意味は?

麻辣とは四川料理の特徴の一つで舌がシビレるような辛さを指します。

中国語で

「麻」は花椒の「舌がしびれる辛さ」

「辣」は唐辛子の「舌がヒリヒリする辛さ」

を意味します。

この2種類の辛みが融合して出来る香り・辛み・シビレが癖となり、ハマる人が急増しています。

<花椒> 

      

<唐辛子>

(2)麻辣を使った料理は?

麻辣を使った料理は麻辣豆腐、水煮牛肉、麻辣火鍋等古くから四川料理を代表する味として、親しまれています。

<麻辣豆腐>

麻辣豆腐の写真 

出典:写真AC

<水煮牛肉>

水煮牛肉の写真 

出典:wikipedia

<麻辣火鍋>

麻辣火鍋の写真 

出典:写真AC

(3)最近は「マー活」が空前のブーム!?

麻辣味に魅了されて花椒を持ち歩いたり、自ら栽培したりする人を『マー活』と呼んでいます。
また、東京・新宿中央公園では毎年「四川フェス」を開催。過去2回の開催で累計10万人も来場しており、
反響が大きく、多くの人に受け入れられています。

四川フェスロゴ

出典:四川フェス公式HP

日本の激辛ブームを振り返ってみる

約30年前から続いている激辛ブームですが、これまでは唐辛子が激辛の中心素材でしたが、近年は同じ激辛でも、 「シビレ系」に象徴される麻辣味のように辛みの種類がバラエティ豊かになっています。

現在の激辛ブームは2つに分かれています。

・麻辣味に象徴されるような「辛みのバラエティ性」
・激辛を追求した「ストロング系」

ここでは、改めて今までの激辛ブームを振り返ってみたいと思います。

・1984年~1986年: 湖池屋 カラムーチョがヒット、激辛が流行語になる。

カラムーチョの写真

激辛ブームの火付け役となった今もなお親しまれる激辛系商品の元祖です。
メキシコ料理を参考にチリ味に注目。辛さと旨さを併せ持った当時の新しい味は、 狙い通り大ヒットしました。

その後も激辛ブームは続き、外食店では「激辛」を売りにした店が相次いで登場。
1986年の新語・流行語大賞では、新語部門・銀賞に「激辛」が選ばれる程でした。

・1992年:東南アジア系エスニック料理が広まる

エスニック料理の写真

 出典:ぐるなび

1992年、バンコクに本店を構えるタイ料理・タイスキの老舗「コカレストラン」の日本に初出店。連日、入店待ちの長蛇の列ができました。
バブル崩壊後から健康志向が高まる中で、タイ料理は野菜をたくさん使う料理が多く、独特の風味のハーブやスパイス類は代謝を高めることから理由はわからないけれどなんとなく「健康に良さそう」というイメージを抱き、女性を中心に浸透したと考えられます。
以降、東南アジア系の料理店が全国に誕生しており、グルメサイト「食べログ」でタイ料理と検索すると、2,000店舗を超えています。

・2000年~2003年:辛さのレベルが格段に上昇! ハバネロ!蒙古タンメン中本!

タンメン写真

出典:蒙古タンメン中本

 

ハバネロ写真

2000年代に入ると今まで以上に激辛を極めた商品が登場。
外食では閉店していた中国料理 中本が蒙古タンメン中本として2000年に再開。
2003年には東ハトがハバネロを練りこんだスナック「暴君ハバネロ」を発売。
当時、ハバネロが世界一辛い唐辛子として話題を集めたことから、一気に注目が集まりました。
また、2012年にはまるか食品がぺヤングの激辛版を発売しています。

・2009年:食べるラー油がヒット ラー油がおかずに変身!

桃屋ラー油写真

出典:桃屋HP

2009年に桃屋が「辛そうで辛くない少し辛いラー油」を発売。
激辛ブームと並行して、あまり辛くないラー油で具材を食べるという、新たなジャンルが定着。
発売から10年が経ち、ブームはおさまりましたが、スーパーへ行くと売場にはしっかりと置かれていますので、ブームで終わらずに定着しています。

おすすめの麻辣味のお菓子を紹介

そんな麻辣味ですが、実はお菓子でもフレーバーとしてあります!
まずは麻辣がどんな味なのか試してみたい人はまずはお菓子で挑戦してみてはいかがでしょうか?

(1)豆菓子

ポリッピー四川風麻辣味写真

でん六  ポリッピー四川風麻辣味 67g

粒よりのピーナッツが香ばしくて軽い食感のころもをまとい、サクサクポリポリ、止まらなくなるおいしさのポリッピーが出来上がります。
味付けは話題の『ピリ辛麻辣味』を暑い季節に向けて花椒・山椒・唐辛子の痺れ&ピリ辛が食欲をそそり、お酒のおつまみに最適です。
隠し味にごま油等も使った深い味わいをお楽しみ頂けます。

(2)スナック

麻辣ポテトチップス110g写真麻辣ポテトチップス60g写真

アライドコーポレーション 四川料理しびれ王 麻辣ポテトチップス 110g・60g

花椒の痺れと赤唐辛子の強い辛みをきかせたスパイシーで刺激的な味わいのポテトチップスです。食べきりサイズもあります。

(3)せんべい

麻辣美味仙写真

岩塚製菓 麻辣美味仙 70g

麻辣味のピーナッツ、唐辛子、国産米を100%使用した塩味の小粒揚げをミックスし、しびれる辛さや旨みを味わえる一袋です。
一味違う花椒の刺激的な辛さもあり、お酒のおつまみに最適です。
便利な個包装4パック入りです。

まとめ

いかがでしたでしょうか!?
激辛ブームは30年前から続いていますが、最近では唐辛子のような辛さではなく、麻辣のようなシビレのある辛さが注目されており、味がどんどん多様化していく可能性があります。
これからだんだんと暖かくなり夏を迎えようとしています。暑い季節に向けてシビレ辛い味が食欲をそそり、お酒のおつまみとしても最適ですので、是非麻辣味のお菓子を食べてみてください!

この記事を書いたライター

お菓子と、わたし 編集部

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