木村彩乃のとっておきご褒美スイーツ！ vol.19 MATTE (マッテ) ～Bottega del Cioccolato～(ドロゲリア サンクリッカ)

こんにちは、スイーツアナウンサーの木村彩乃です。

まだまだ暑い日が続きますが、チョコレートの持ち歩きにピリピリする季節はまもなく終わりを迎えるような気がし、チョコヲタでショコラアドバイザーの筆者はルンルンです。

今回はちょっと珍しい世界一薄い?!?!チョコレートをご紹介します♡♡

目次

• 1.イタリアのチョコレート専門店「MATTE」
• 2.世界一薄いチョコレート「CORTECCIA」
• 3.販売場所

1. イタリアのチョコレート専門店「MATTE」

イタリアの輸入食材店＆カフェ「ドロゲリア サンクリッカ」のオーナー、マッテオ サンクリッカ氏がプロデュースするチョコレート専門店「マッテ」が、今年2月、麻布台ヒルズにグランドオープンしました。

カフェのマリトッツォや焼き菓子が美味しく、筆者、近所に住んでいた頃はよく食べに行っていた上に、「世界一」というワードを聞き、オープン前から期待大のお店でした！

2. 世界一薄いチョコレート「CORTECCIA」

ミルクチョコ使用でカカオ40%の「コルテッチャ」と、ミルクは使わずビターなカカオ65％の「コルテッチャ ネーロ」の2種があります。

「スペシャリテはどちらですか？」と聞いたら、「どちらがというのはありませんが、こちらが少しだけ多めに出ているかもしれません」と言われ、ノーマルを購入。

中は丁寧に包まれています。

イタリア語でCORTECCIAは「樹皮」を意味します。形がまばらで、リアルに木の皮のようです。サイズ感は手のひら位で、小枝よりは太く、丸太よりは小さいかなといった感じです。

リーフレットには「特別な機械で木の皮のような形に加工された

厚さわずか0.03mmのシートです」等と書かれています。

「チョコレートのポテンシャルが最大限に引き出されるのは溶ける瞬間」という考えから、機械の専門店へアイディアを伝え直談判し、1年半かけて特注で専用の機械を開発したそうです！世界に一台しかない機械を使って、ひとつひとつパティシエさんが手作業で作っているなんて貴重ですね～！

スイーツライター根性で0.03mmを測ってみたかったが、薄すぎて無理でした（笑）薄～いチョコレートがクルクルとランダムに巻かれています。

イタリアと日本を行き来する中で、ナポリで何層にも重なるチョコ菓子を見つけ「極限まで薄くして作ってみたい。口溶けに繋げたい。」とインスピレーションを受けたそうです。

ちなみに・・・持った瞬間溶けました！さすがの0.03mm！
筆者は記事用にお皿へ移しましたが、箱の中での完結をおすすめします。

木目にそってカットします。サクッと軽く切れるかと思っていましたが、思いのほか少しだけ力がいりました。

口に含むとフワッと溶けます。密集しているのでエアリー感はなく、順を追って溶けていく感じです。これは、新・食・感！

お皿に残った分は、ホットチョコレートやアイスのトッピングにと書いてあって納得でしたが、スプーンで掬って口に含むと、空気が入ることでまた一味違う風味になるのが楽しくついついそのまま食べきっちゃいました！

3. 販売場所

ご購入はこちら：バリュートスイーツONLINE SHOP

※商品によっては完売の可能性もあります。

広報さんのお話によると「溶ける瞬間、舌の温度は奪われます。カカオの香りやチョコの甘みだけでなく、ふゎっと溶ける瞬間に、ほんのりひんやりするその一瞬を感じて頂けたら嬉しいです」との事で、残り僅かなカケラを食べてみたら確かに～！少しだけひんや～りする感じがしました。この面白さ♡是非お試し下さい～♡♡

公式サイト：麻布台ヒルズ MATTE

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