2024.03.04

お菓子を楽しむ毎日~2月編~

更新日 : 2024年03月15日


こんにちは、フードジャーナリストこと、お菓子缶研究家の中田ぷうです。

毎年2~3月はバレンタイン、ホワイトデー、ひな祭り、イースターの原稿やイベントに追われ、落ち着かない日々が続きます。そんな中、楽しみなのがスーパーやコンビニへのおやつ探しの旅! “幸せ”を運んできてくれたお菓子をご紹介します!

※ご紹介する商品は2024年2月購入時のものです。販売が終了している場合がございますのでご了承ください。

2月某日

ビーバー

大好きな「hokka」の「ビーバー」。香ばしくて、サックサクの食感が小気味良くて、1度手を出すと止まらなくなる。いつもはノーマル味を食べているけれど、「西武渋谷店」でカニ味なるものを発見。絶対買う。絶対おいしい。案の定とてもおいしかった。かにみそ風味、神。あまりにおいしくて北陸製菓のHPを見て、1ケース(12袋)が2000円で売られていることを知り、心が揺れ動く。翌日、「カルディコーヒーファーム」に行くと今度は梅味を発見。これも買う。

でもまだ、NBAの八村選手がチームメイトに食べさせたという「白エビビーバー」を食べたことがない……いつか食べてみたーい!

 

2月某日

ポリンキーとタマゴボーロ

100円ショップにもそれぞれ個性があって、おやつの充実度の高さは「キャンドゥ」がダントツだと思っている。スーパーでは見かけないお菓子なんかも置いてあって、すごく楽しい。「大阪マエダ」の「タマゴボーロ」なんて見たことない(写真右)! しかも大粒タイプ。タマゴボーロって、最後、口の中でしゅわっと溶ける感じが子どもの頃から好きで、今でもときどき食べるおやつ。

「ポリンキー」は1990年、私が高校のときに発売されたスナック。当時、CMに影響されて狂ったように「ポリンキー、ポリンキー、三角形の秘密はね~♪」と毎日歌っていた記憶あり。放課後、よく友だちとおしゃべりしながら食べたなぁ。当時は最近の“ナウい”お菓子だったのです。懐かしすぎて思わず買う。推しはめんたい味。

 

2月某日

チョコフレーク

夕飯の買物ついでに「お菓子のまちおか」をうろうろ。“日清シスコのチョコフレーク”を発見。懐かしい~! 1968年生まれ、私より年上なお菓子だけれど、パッケージが新鮮。何十年ぶりかに買う。同い年のオットも同じく「懐かしい~!」と喜ぶ。

食べてみると記憶の味よりも甘くて、びっくり! 舌が大人になったのか。今度はマイルドビター味を買ってみよう。

 

2月某日

じゃがりこ梅味

18時。朝から原稿を書いているのに終わらない。書いても書いても終わらない……。夕飯前なのに、今、食べたらいけないとわかっているのに……食べちゃいました! 「じゃがりこ 梅味」、春の味。

 

2月某日

ひとくちトースト シュガーバター

雑貨屋さんで見つけた、「マルエス」という会社の「ひとくちトースト シュガーバター」とあんバターバージョン。シュガーバターの方を食べたのだけれど、本当にシュガーバタートーストを食べているようなバター感、香ばしさ、食感でびっくり! 再現度すごい。満足度もすごい。

「マルエス」という会社名、初めて聞いた気がするけれど、「いか天大王」(いかのフライスナック。美味)を出している会社なのですね。

 

2月某日

梅ジャムせんべい

ディスカウントショップの隅っこで見つけた、「梅ジャムせんべい」。しかもただの「梅ジャムせんべい」じゃなくて“復刻版”。さらには駄菓子の王様「うまい棒」を作っている会社「やおきん」製。食べてみると結構酸っぱい梅ジャムで、もろ好み。ほんのり甘いミルクせんべいに酸っぱい梅ジャム、あ~、いくらでも食べられる~! ダースでほしい。

 

2月某日

ひなあられ

バレンタインが終わる頃になると、スーパーマーケットにひな祭りのお菓子が置かれ始め、毎年ワクワク。わが家は断然、ひなあられは「でん六」推し! 何だろう、他に比べてあられのサクサク度が高く、おいしいのです。何度か油断して「もう少しひな祭りが近づいたら買おう」ともたもたしていたら、ひな祭り直前にはもうスーパーにない! あっという間に完売してしまうので、ここ数年は店頭に並び始めた途端、買うようにしています。

 

2月某日

ラスク

「イトーヨーカドー」に行くと、福岡の“明太子のふくや”のラスクがあるではありませんか! 箱に入って売られていたのですが、コージー・トマト氏のイラストがかわいい~! こういうの、すぐ買う私。ガーリックとシュガー2種類の味が入っているのですが、「シュガー? 明太子なのに?」と食べる前は頭「?」だらけ。食べてみると日本人の大好物な“甘じょっぱい系”でおいしい、おいしい! 

 

2月某日

豆人形

本格的にスーパーにおひなさまのお菓子が並び始める。

子どもの頃から、「吉松」の「豆人形」(豆菓子とあられを組み合わせて、お人形がプリントされた包装紙で包んだお菓子)と、京都の「伊藤軒」の「花ぼんぼん」は絶対に買う。子どもたちも大好き。

「花ぼんぼん」はついガリガリとかじって、よく母に怒られていた記憶。

 

2月某日

ガーナとカレドショコラ

TBSラジオ「ジェーン・スー 生活は踊る」で紹介されていた、チョコレートが気になって仕方がない。仕事を投げ出し、スーパーに行く。「ロッテ」の「プレミアムガーナ 生チョコレート<フロマージュ>」と、「森永製菓」の「カレ・ド・ショコラ ラム&キャラメル」を買う。どちらもおいしかったけれど、「カレ・ド・ショコラ ラム&キャラメル」は危険! 好みの味すぎて、大してチョコレート好きじゃないはずなのにもう1枚、もう1枚と食べてしまう!

今回は2月のおやつ日記をお送りしました。

また来月もお楽しみに!

 

中田ぷうさんプロフィール

フードジャーナリスト・お菓子缶研究家。大学在学中にファッション誌にてライターデビュー。卒業度、大手出版社に勤務。その後フリーランスに。理論的ファッション本、キャンプグッズ本を手がけ、ブームの立役者となる。2021年、長年の趣味であったお菓子缶の専門書「素晴らしきお菓子缶の世界」(光文社)を刊行。

▶ライター活動

小学館 kufura

講談社 ミモレ

▶趣味

お菓子缶集め・マグカップ集め、スーパーマーケット&コンビニ&デパ地下パトロール、サイクリング、パズルゲーム

▶好きなお菓子

冬季限定チョコレート「ラミー」、「ぶこつ」、「厚焼きごま」、「かっぱえびせん」、「じゃがりこ」、「水グミ」、「しゃりもにグミ」

▶今回の連載に向けて、お菓子と、わたし読者様へのメッセージ

お菓子は暮らしに彩りを与えてくれるエッセンス。明日の“あなたのおやつ”のヒントになったら幸いです!

この記事を書いたライター

中田ぷう

フードジャーナリストこと、お菓子缶研究家の中田ぷうが、スーパーマーケットやコンビニをリサーチして身近だけど“気分がアガる、心躍るお菓子”をご紹介。お菓子は暮らしに彩りを与えてくれるエッセンス。明日の“あなたのおやつ”のヒントになったら幸いです!好きなお菓子はラミー、ぶこつ、かっぱえびせん、水グミ、しゃりもにグミ

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