2020.09.18

【リニューアル記念】女性人気が凄い「じゃがいも心地」人気のワケを湖池屋開発担当者に聞いてみた


代表商品のポテトチップスのり塩やカラムーチョが有名な国民的スナックメーカー「湖池屋」。
最近では、湖池屋プライドポテトといった本格派商品も話題です。
そんな湖池屋の中でも、女性から絶大な人気を集める「じゃがいも心地」が今回、リニューアルすると聞き、人気の理由やリニューアルのポイント等を開発担当者へ取材して来ました!

エントランス_湖池屋

今回、取材に対応して下さったのは、開発担当者のNさん、Aさん。
お二人とも女性で、何でも、じゃがいも心地開発チームは全員女性だそうです。
ここからも女性に人気がある理由が見えてきそうですね。

目次

じゃがいも心地は、北海道の営業マンからの声から生まれた!?

(筆者)では、早速ですが、じゃがいも心地が誕生した背景を教えてください。

オホーツクの塩と岩塩

ー元々は、2015年に北海道で生まれたブランドです。北海道の営業所の一営業マンから「北海道産のじゃがいもを使って北海道の皆さんに喜んでもらえる商品をつくりたい」という声があがってできた商品なんです。

通常、菓子メーカーは、開発部署が商品開発することが殆どですが、この商品は現場の声から生まれた商品との事!社員の方の情熱が伝わってきます。

じゃがいも心地が女性に人気の理由は「じゃがいも本来の美味しさ」

(筆者)じゃがいも心地のターゲットと、どういったニーズに応える商品なのか教えてください。

ー女性をターゲットにした商品で、特に30~50代の女性から支持されています。
この商品は、じゃがいも本来の美味しさを贅沢に味わってもらう」をコンセプトにしていて、通常のポテトチップスの約1.7倍の厚切りカットをする事で、まるで野菜としてじゃがいもを食べているような感覚、じゃがいも本来の美味しさを味わう事ができます。
お客様からは、じゃがいも心地は他の商品と違って「ほくほくした食感が楽しめる」という意見もいただいています。
ー所謂ポテトチップスの「油で揚げたお菓子」というイメージから、「野菜の美味しさを味わう商品」という形で、じゃがいも心地はポテトチップスの概念を変えることができたと思っています。
そのような素材感を味わいたいという女性のニーズを捉えた事が、現在の女性人気に繋がっていると思います。

他のポテトチップスのイメージとは違う「じゃがいも本来の美味しさ」に着目した商品との事。
素材感を大切にする本格派の女性からの支持を受けるのも納得です。

美味しさを伝える為、業界のタブーである【青色】にチャレンジし大人気に!

(筆者)じゃがいも心地のこだわりポイントを教えてください。

ーパッケージデザイン、ネーミングは常にこだわっています。
パッケージは、2018年に現在の青いデザインにリニューアルしました。
青色は食品業界では、敬遠される色だった為、チャレンジでした。
社内からも青色に対するネガティブな意見が多く、「おいしく見える色なのか、(リニューアル時が)寒くなる季節に向けて寒々しいのではないか」等の意見がありました。

【発売当初のデザイン】

初代じゃがいも心地_こく旨塩

【最新のデザイン】

オホーツクの塩と岩塩

ーしかし、以前のデザインはスナック棚にある他商品と似たようなデザインだった事もあり、
普段スナック売場に立ち寄らないお客様にも手に取っていただけるような店頭でも存在感のあるデザインしたいという強い気持ちから、大幅な変更に踏み切りました。
所謂、スナック菓子という旧デザインから引き算していき、お客様に伝えたい内容を表現しました。
スタイリッシュでシンプルなデザインに一新し、厚みや食感を伝えられるように、商品も一枚一枚積み上げるような見せ方にしました。

ーネーミングもこだわっています。お客様にポテトチップスではなく、じゃがいもとして、一枚一枚味わえる点を伝える為に、ロゴの背景に「PURE POTATO」と入れ、生じゃがいもを100%使用している事を表現しています。
また、じゃがいも本来の美味しさとの親和性、多くの方に楽しんでいただける嗜好性を感じていただけるように、フレーバーの表現にもこだわっています。
フレーバー名にこだわっている部分を評価してくださる消費者も多いです。

お客様へ商品の価値を最大限伝える為に、業界のタブーにも挑戦するという姿勢には驚きです。
商品のたたずまいから、文章の表現等、細部にわたりこだわりがひしひしと伝わってきました。それらのこだわりが、絶大な女性人気に繋がっている事にも納得です。

今回のじゃがいも心地リニューアルのポイントは「味・パッケージ」の更なる改良

(筆者)今回のリニューアルポイントを教えてください。

オホーツクの塩と岩塩

一番搾りごま油と岩塩

瀬戸内青のりと天海の塩

ーリニューアルのポイントは、味とパッケージです。
味は、今までじゃがいも本来の味を邪魔しない味付けを意識していましたが、お客様からじゃがいもの味と、それに負けない味付けが評価されているという事がわかった為、厚切りカットはそのままに、両者のバランスを保つ味付けに改良しています。
ーパッケージは、従来のこだわりをより活かす為、色の濃度を変更し、フレーバー名の位置を商品のセンターに配置することで、よりお客様の目に留まり、商品のこだわりが伝わるように改良しました。

今回も、よりお客様に美味しさを感じてもらう為に味とパッケージを改良したそうです。
進化を続けるじゃがいも心地の背景には、開発担当者の並々ならぬこだわりがありました。

今後も、じゃがいもの美味しさにこだわった取組を続けていきます

(筆者)湖池屋、そして開発担当者として、今後の方針について教えてください。

ー今後もじゃがいもの美味しさにこだわった取組を続けていきます。
去年は、11月に北海道の3つのJAさんとの共同企画を行いました。
各地域で取れるじゃがいもブランド品種でじゃがいも心地を作りました。
その際は、それぞれの芋の味、個性を活かすように味付け等をこだわりました。

【昨年(2019年)に実施した“ブランドじゃがいも企画”】

2019年ブランドじゃがいも企画

「じゃがいもの種類が違うと、味がこんなにも違うのか」という認識がお客様にも伝わってきています。
味の違いによって、ポテトチップスも料理のように楽しめるねという声が広がってきています。
農家の方が手塩に掛けて作ったじゃがいもをブランドとして、全国に広げていくお手伝いができたらと思っています。
今後もじゃがいもの個性、おいしさを最大限引き出す事を心掛けていきます。
今年も、じゃがいも心地のブランド芋企画は実施予定ですのでご期待ください!

今後の取組に関してお話いただきました。
開発担当のお二人からは、常にじゃがいもや商品に対するこだわり、情熱を感じ、今回取材を通して、じゃがいも心地が人気である理由がよくわかりました。
じゃがいも本来の美味しさを追求し続ける真摯な姿勢が、人気商品を生み出す鍵になっているのだと思います。
今年のブランド芋企画が楽しみですね!

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取材協力:株式会社湖池屋(株式会社湖池屋HP)

会社紹介

株式会社湖池屋
<発祥>
1953年に小池和夫が創業。ポテトチップスのり塩を1962年に発売
飲食店でお酒を飲んでいた際に、おつまみとして出てきたポテトチップスに出会う。
美味しさに感動し、当時手づくりが主流だったが、ポテトチップス作りを開始。
創業時にお菓子のお好み揚げ等を作っており、その釜を使ってポテトチップスを作った。
アメリカ発祥の物だが、日本人においしいと感じてもらえるように、どんなじゃがいもが良いか、味はどうか等、全てゼロからスタートし、試行錯誤の結果、ポテトチップスのり塩を作り上げた。
この時の「おいしさ、味へのこだわり」は、DNAとして現在まで受け継がれている。
<代表商品>
ポテトチップスのり塩、カラムーチョ等。また、今までのポテトチップス作りにおける、おいしさの技術・ノウハウをつぎ込んだ、湖池屋プライドポテト、じゃがいも心地等のプレミアム商品は消費者から絶大な支持を集める。

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