2019.10.27

子供の学び場から、大人の集い場へ。『なごのキャンパス』オープン


1.廃校について

1-1.全国の廃校数

~学校の思い出~

楽しい、嬉しい、悲しい、悔しい、それとも甘酸っぱい…?

人それぞれ、かけがえのない思いが脳裏によぎるのではないでしょうか。時代は大きく変化していますが、学校の校舎や教室の雰囲気は、今もあまり変わらないですよね。 思い出の校舎はいつまでも地元に残っていてほしいものです。

しかし残念ながら、少子化の影響で年々廃校が増えているのが現状です。 文部科学省の実態調査によると、平成14年度から平成29年度に発生した公立学校の廃校数は7,583校。 毎年、何百もの学校が廃校となっています。 たくさんの人の思い出が詰まった学校が廃校になるのは、とても淋しいことですよね。

出典:文部科学省 平成30年度 廃校施設等活用状況実態調査の結果について

1-2.廃校プロジェクト

廃校数が増えるのは淋しいですが、「廃校した施設を有効活用しよう」という新しい動きがあるのをご存知でしょうか。

文部科学省も、~未来につなごう~「みんなの廃校プロジェクト」を立上げています。 診療施設やスポーツ施設、社会教育施設やNPO事務所等、全国の事例がHPでも紹介されています。

出典:廃校リニューアル50選

校舎が違った形で活用されることは、地域活性化にも繋がり、とても良い事ですね。

吉本興業の東京本部に、旧四ツ谷第5小学校が活用されていることはご存知の方も多いのではないでしょうか。

出典:政府広報 吉本興業

2.なごのキャンパス

文部科学省のプロジェクトだけでなく、民間企業が推進している廃校活用プロジェクトもあります。 今回、ご紹介する事例は、東和不動産や名古屋商工会議所が運営しているものです。

2-1.なごのキャンパスとは

東和不動産ニュースリリースより抜粋

100年を超える歴史を持つ、旧那古野小学校跡地が、これからの100年を作るインキュベーション施設として生まれ変わります。

施設名称:なごのキャンパス(旧那古野小学校施設活用事業)

所在地:名古屋市⻄区那古野2丁⽬14−1

用途:オフィス(個室)、シェアオフィス(固定席)、コワーキングスペース、会議室、イベントスペース、体育館、グラウンド、飲食店舗

運営企業・団体:東和不動産株式会社、株式会社パソナJOB HUB、株式会社R-pro、Tongaliプロジェクト、名古屋商工会議所

オープン予定日:2019年10月28日(月)

出典:東和不動産株式会社

なごのキャンパス 公式HP https://nagono-campus.jp/

 

 

2-2.行ってきました!なごのキャンパス

なごのキャンパスは主に6つのスペースに分かれています。

①コワーキングスペース ②シェアオフィス ③プライベートオフィス(個室)

④会議室 ⑤体育館 ⑥yoake(旧給食室)

①コワーキングスペース②シェアオフィスは、会員制で月額費用を支払うと利用できます。 

③プライベートオフィス(個室)は、現在満室とのことです。人気ですね!

④会議室⑤体育館は、利用時間に応じた料金を支払うレンタルスペースです。

⑥は、一般の方も朝から晩まで利用できる飲食店です。なごのキャンパス利用者だけでなく、地元の方の憩いの場として大活躍しそう!

施設の利用ガイドはこちら→https://nagono-campus.jp/service/

施設内を少しご紹介しますね。

コワーキングスペース

ワーキングスタールや気分で自由に席を選べるフリーアドレスゾーン。よーく見ると、学校で使われていたアイテムが使用されていますよ!

左上から順に、跳び箱の椅子&テーブル!右上は分かりますか?ライトをよく見ると…ドラム!

左下は学校の椅子が鉢植えに変身!右下は…校庭にラインを引く、ライン引きです!

素晴らしきアートの世界?!見つけた瞬間、どれも感嘆の声をあげてしまいました。

yoake(旧給食室)

こちらは、一般の方もご利用頂ける飲食店『yoake』です。

コンクリート打ちっぱなしの店内がオシャレですね。ここはなんと…給食室だったのです!

全校生徒の給食を作っていた場所が、こんなにオシャレなカフェレストランに生まれ変わるとは…。

営業時間:月‐土7:30~23:00、日7:30~18:00  

座席数:50席  

平日は朝7:30~なんと23:00までオープン。

モーニング・ランチ・ディナーと時間帯に合わせてメニューが変わります。

ランチは”日替わり”メニューがあるので、飽きずに通えますね。

コンセントが使用できる席もありますので、ちょっとした仕事スペースにも活用できます。

↓こちらはメニューの一部です。

3.『お菓子と、わたし』初めての商品化!

今回の「なごのキャンパス」の取材、このサイト『お菓子と、わたし』にとって、とても重要な意味があるのです。 それはなぜかというと…初めての監修商品が限定発売されるからなのです!!!!

運営に関わる方とのご縁により、商品化のお話を頂きました。初の商品化、嬉しい・・・♪

『お菓子と、わたし』監修商品売場

商品売場は、「yoake」の店内にあります。

これ、わかりますか?木を描いたマグネットボードに、木の実に見立てた商品が貼ってあるのです。

名古屋のプロジェクトなので、愛知県に本社のあるメーカーのお菓子を中心にオシャレな缶に詰めました。

種類は「ビー玉キャンディ」「ちっちゃなゼリービーンズ」「おさかなビスケット」「ちっちゃなこんぺいとう」「カラフルチョコ」「ミントキャンディ」の全6種類です。各500円(税抜)。

マグネット付の缶なので、お菓子を食べた後は、小物入れとして活用して頂けます。クリップなどを入れて、デスクに貼るとオシャレだし便利です。

仕事中の気分転換や小腹満たしにいかがでしょうか。お土産としても喜ばれると思います!

 

お菓子はみんなを笑顔にする力がありますよね。

これからもこのサイトを通じ、微力ながら皆さんにお伝えしていきたいです♪

この記事を書いたライター

yumi

自由気ままにアラフォー満喫中。趣味はお散歩。お散歩途中のおやつ購入が楽しみ♪在宅ワークの休憩中に、コンビニでおやつパトロール実施中。好きなお菓子は「ミレービスケット」「コンガリサクサク」

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